HATAGO井仙は、魚沼の、新潟の、雪国の窓口でありたいと思っています。
旅館を入り口に、地域の食や文化と触れ合い、その魅力を堪能してほしいと思っています。
そんなHATAGO井仙の取り組みを紹介します。
雪国が100年後も雪国であるためにー。雪国観光圏は、ひとつずつでは埋もれてしまう地域資源を発掘し、つなぎあわせ、磨き上げることで世界に通用する価値を生み出すことを目指し、平成20年(2008年)に新潟県魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、群馬県みなかみ町、長野県栄村の7市町村で設立。平成25年(2013年)には「一般社団法人雪国観光圏」へ移行、7市町村を母体とした雪国観光圏推進協議会からの事業委託のほか、パートナー企業、事業サポーター会員の支援により事業を推進しています。
雪国観光圏 (http://snow-country.jp)
新潟県松之山の「ひなの宿ちとせ」、湯沢の「雪国の宿高半」、HATAGO井仙の3つの旅館が、雪国の食文化を守り、伝えるために立ち上げました。地域の食文化を地域の産業にすること、地元で埋もれている資源を掘り起こし、広く人々に伝えることで、大きな流れを生み出し、持続可能な産業までに育成していくことを目指しています。
雪国食文化研究所 (http://www.snow-food.jp)
雪国でとれた食材を、雪国伝統の調理法で、化学調味料や必要以上の食品添加物に頼らずに作ったものを「雪国A級グルメ」として認定。原材料のすべての情報を公開することに地域で取り組んだのは、日本で初めてです。認定条件を満たす内容によって一つ星から三つ星まであり、HATAGO井仙は旅館とレストランむらんごっつぉが三つ星に、越後湯沢駅構内のムランゴッツォ カフェが二つ星に認定されています。
お客様と地域、HATAGO井仙の3つをつなげ、ともに伸びていくことを目指して展開する三輪プロジェクト。
地域を元気にすること、地産地消を促すことが目標です。
HATAGO井仙のある南魚沼は、全国に知られるブランド米、魚沼コシヒカリの産地。中でも、最もおいしい魚沼コシヒカリを産すると言われている塩沢地区で、減農薬の生産を続けている宮田農産と契約。レストラン「むらんごっつぉ」でお出ししているほか、1階「んまや」でも販売しています。
湯沢の隣町、塩沢で江戸時代に創業した「鶴齢」の蔵元、青木酒造の協力で醸した限定酒。南魚沼で特別に作られた五百万石を酒米として使い、巻機山(まきはたやま)の伏流水だけで仕込みました。醸造過程において濾過や火入れ、加水処理など一切行わない無濾過生原酒です。
創業80年の木津醸造所が、新潟県産の素材で仕込んだ天然醸造の麹味噌です。創業当時から使われている木樽の中で長期熟成させることで、しっかりとした味噌本来の旨味のある味が生まれています。
宿の立地や施設、温泉、料理だけでなく、働くスタッフや宿の裏方の匠、朝ごはんにスポットを当てた「にいがた旅館総選挙」で、HATAGO井仙は朝ごはん部門で第1位を獲得。
にいがた旅館総選挙 (http://www.niigata-ryokan.or.jp/rs/)
「社員の意欲と能力を最大限に引き出し、地域・社会との関わりを大切にしながら、顧客に対して高付加価値・差別化サービスを提供する経営」。経産省が推奨している「おもてなし経営」のビジネスモデルの一つとしてHATAGO井仙が選出。
おもてなし経営選 (http://www.meti.go.jp/policy/ servicepolicy/omotenashi-keiei/)
お客様の満足はもちろん、経営者のビジョンや経営方針、教育や目標の共有、地域貢献などさまざまな魅力をアピールする大会の第1回で、HATAGO井仙は全国大会へ進み、準優勝を獲得
旅行新聞新社が主催する、もてなし、料理、施設、企画での旅行のプロが選ぶ「2014日本の小宿」10選に選出。