>2020.03.26
雪国くらしの研究所

雪国の漬物でティータイム!

 

 

 

こんにちは!HATAGO井仙イベントチームの本田です。

HATAGO井仙1Fにある温泉珈琲水屋では、カフェイベント「雪国暮らしの研究所」を月に一度開催しています。

この土地雪国の四季に沿った日常を感じていただくことをテーマに、地元の職人さんをゲスト講師にお迎えします。

 

本日は3月18日に開催しました「雪国漬物の会」の様子をご紹介します!

南魚沼市六日町商店街の老舗である今成漬物店さんから四代目の、今成要子さんから、代々造り継がれるお漬物の話を伺いました。

雪景色に包まれ作物の育たない長い冬を越すこの地域では、保存食の文化が根付いています。

春から秋にかけての食材を、塩漬けにしたり、干したり、発酵させたり・・・そんな営みを私たちは雪国の知恵と呼んでいます。

漬物はそんな魚沼の食卓にいつも並ぶ、一番身近な料理かもしれません。

 

 

今回今成さんと用意したのは、漬物が主役の雪国のアフタヌーンティーです!

このあたりで漬物はごはんのおともとしてはもちろん、農作業の合間やおやつの時間につまむものです。

私も、おばあちゃんたちが漬物や煮しめを持ち寄っておしゃべりしている光景に小さいころから馴染みがあります。

みなさんと北限の茶所・新潟県村上市のお茶とともに、酒粕で漬けた錦糸瓜など5種類の地元野菜を味わいました!

 

今成さん伝統の酒粕漬「山家漬」は、そのまま食べても香り良く美味しい八海醸造の酒粕で漬けています。米どころ、酒どころの魚沼ですが意外と酒粕漬のお漬物をつくっているひとは少ないそう。夏に地元農家さんからもらった野菜をせっせと仕込み、冬は漬物の熟成をじっくりと待ちます。

冬の終わりに完成した山家漬は、それぞれの野菜の香りと酒粕の優しい甘みが、お茶のおともに絶妙でした!

冬の雪国暮らしの研究所では、発酵や雪室など、食材の保存の知恵にまつわるイベントが盛りだくさんでした。

 

これから越後湯沢は芽吹きの季節を迎え、春めいてまいります。

4月のイベントのご案内です。

昨年に引き続き、山菜マスターの小野塚敏之が採れたての山菜を用意してお待ちしています!

また、限られた定員となりますが、当日は小野塚と行くミニ山菜ツアーも催行予定です。

詳しくは後日にまたお知らせします。

どうぞ皆様からのご予約・お問い合わせをお待ちしております!

 

 

〇雪国暮らしの研究所 vol.17 「山菜のひみつ」

日時:2020年4月23日(木)18:30~19:30

会場:HATAGO井仙1F 温泉珈琲水屋

参加費:500円(試食付き)

定員:20名

お問い合わせ: info@isen.co.jp / 025-784-3361

Facebookでもご予約を受け付けております。

 

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