>2020.04.24
ムランゴッツォカフェ

雪国、生産者のいま×からいすけ

こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。

「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

今回訪ねたのは「からいすけ本舗」の田村さんです。

 

からいすけって何?

からいすけとは、湯沢を含む中越地方で栽培されているかぐら南蛮でつくった調味料で、

方言で「辛いから気をつけて食べてくださいね」という意味の言葉です。

からいすけに使われるかぐら南蛮は、

湯沢町内の契約農家の方が栽培し、7月~10月頃に収穫されます。

この辺りでしか栽培されていないお野菜のため、

不作で収穫がないと、本当につくることができないからいすけ。

 

そばを打つ傍ら、からいすけを作っている田村さん

今回お話を伺ったのは、湯沢でそば店を営む田村さんです。

からいすけを製造しているからいすけ本舗は、

田村さんのように湯沢で飲食店や旅館のご主人3人で営まれています。

中でも田村さんは、味付けを担当。

かぐら南蛮は、収穫の時期によって辛さや味が異なりますが、

いつでも美味しいからいすけになるよう、田村さんが味付けを調整しているそうです。

 

からいすけはこうして作られる!

からいすけは、かぐら南蛮と味噌を合わせてつくられます。

こちらの味噌も県内の素材にこだわった自家製の無添加です。

 

 

こちらは試食させていただいた乾燥させたかぐら南蛮です。

物凄く辛いのではないかと恐る恐るいただきましたが、

辛さの中に甘みがあり驚きました。

 

からいすけの楽しみ方

ごはんのおともとして、お薬味として、夏野菜と合わせて・・・

何にでも使える万能調味料です。

私は、マヨネーズなどと和えてドレッシングのようにして食べるのがおすすめです。

 

また、かぐら南蛮は、

そのまま焼いて食べても美味しいお野菜です。

これから植え付けが始まり、夏には旬を迎えます。

 

かぐら南蛮をそのまま楽しめるのも

栽培されているこの地ならでは。

ぜひ今、からいすけをご自宅で楽しんでいただき、

夏には湯沢に遊びにお越しください。

 

田村さんは、

「湯沢に来ていただいて、お土産として地元の食材を使ったものを買って帰ってほしい」

とおっしゃっていました。

 

今回取材をしてみて・・・

今回取材をしてみて感じたことは、生産者の熱い想いでした。

田村さんは私たちの質問一つひとつに丁寧に回答してくださり、

からいすけのみならず地域のことや他の食材についてもお話ししてくださいました。

からいすけに使われるかぐら南蛮は、契約農家から全量買い取りなのだそうです。

その中には、味には問題はないけれどかぐら南蛮として売るには形の整わないものなども含まれます。

全量買い取りだから農家の方も安心して美味しいかぐら南蛮を作ることに専念でき、

結果美味しいからいすけが生まれるのだと思いました。

からいすけの先の、かぐら南蛮の生産者の方も取材してみたくなったので、

夏にはかぐら南蛮の畑の様子をお届けできればと思います。

 

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