こんにちは!HATAGO井仙の本田です。
「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ
今回訪ねたのは越後湯澤んまや駅中店
「ゆきたましゅねばる」をつくる
シェフパティシエ 志田憲一さんです。
しゅねばるって何?
私たちは日頃からこの地の食文化の大きなテーマは「保存食」だと考えておりますが、
実はしゅねばるも、もともとは保存食として食べられていたそうです。
ドイツのローテンブルグ地方のお菓子、
シュネーバル。
ヨーロッパの寒い地域では、固い焼き菓子など保存の効くおやつを作る習慣があるそうです。
これは冬篭りのための蓄え。
そこからヒントを得て生まれた「しゅねばる」は見た目も雪国らしく雪玉のような揚げ菓子です。
米粉を加えた生地を米油でサクッと揚げます。
揚げたては香ばしいドーナツのような香りです…
コーティングをして完成です。小さな工房で,ひとつひとつ丁寧に仕上げています。
私は春らしく甘酸っぱいストロベリーがおすすめです!
しゅねばるの楽しみ方
パリパリと食べやすい大きさに割ってお茶菓子にどうぞ。
アイスクリームのトッピングにしたり、牛乳を加えてシリアルにしてもおすすめです。
今回取材してみて…
しゅねばるのアイディアとなったドイツのシュネーバルは,クリスマスマーケットに並ぶ,子どもたちのための雪玉のようなお菓子です。
それは保存のきくお菓子でありながら,季節の楽しみであり文化です。
私たちの住む雪国魚沼でも、冬を越すための知恵として食材を保存する習慣があります。
冬に備える営みは同時に,冬の暮らしに愉しみを増やし,豊かにするものだと気づきました!
秋までにせっせと働きしっかりと蓄えをして,冬のあいだはおうちで楽しむ。そんな過ごし方は国は違っても雪国の暮らしの共通点なんですね。
しゅねばるをつまんで、ゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
フリーダイヤル 0120-770-440