>2022.03.24
雪国くらしの研究所

雪国暮らしのイベントレポートvol.4 冬ごもりの知恵レシピ!

 

こんにちは!雪国暮らしの研究所から本田がお送りします。

3月の終わりに近づき、全国的に春の訪れを感じるようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

約半年間、真っ白に包まれていた湯沢町もようやく暖かい光が差し込む日が増えてきました。私は湯沢町の春と夏が大好きなので、3月の、春が時々顔を出してくれるムードに気分が上がります。緑いっぱいの美しい季節に向けて、あともう少しです。

 

本日は3月のオンラインイベントをレポートします!

この度もご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございます。

 

【レポート:冬も美味しく過ごす知恵!】

今回もryugonで郷土料理教室「土間クッキング」を催す関アツ子さんに、この地域の「山菜の保存とアレンジレシピ」について教えてもらいました。

 

雪国の春。山からの恵みといえば「山菜」です。雪を割って出てくるこの地域の山菜は、苦味の元となるアクが少なく、香りが良いことが特徴です。冬の蓄えとして漬物や干物をつくる習慣のある雪国ですが、山菜も1年中食べられるように保存しているんです!

 

雪国保存の知恵は4つ。乾燥、塩漬け、冷凍、発酵。

関さんいわく、山菜の持ち味は本来の鮮やかな色味と食感。この2つをそのままに保存することがこだわりです。

今回紹介した「こごめ(こごみ)」は、冷凍にしています。関さん流・冷凍の極意はこちら。

 

【こごめの保存方法】

1)下処理

  ついている泥などを落とす

2)茹でる

  さっと茹でるのがポイントです!約30秒ぐらい

3)新聞紙に広げて冷ます

  ポイント① 水でシメてはいけない!…山菜の風味が全て水に溶け出してしまうそう。

4)真空で保存

  ジップロックで真空にして冷凍

 

吉越:

約1年冷凍していたこごめですが、解凍してみるとまるで採れたてのようなシャキシャキ感。私もこの地域にいながら山菜はあまり食べる方ではないのですが、これこれ!春の味だ…と久しぶりに食べた山菜に感動しました。

 

そんなこごめを使ったアレンジレシピ。

ご飯のお供に、お酒のお供にピッタリの3品をご紹介していただきました。

 

【こごめのおすすめおつまみ】

 

①こごめの胡麻和え

材料:こごめ、甘味噌のすりごま

こごめの食べ方の定番です。すりごまの風味とシャキシャキとした食感の山菜が絶妙。ご飯がすすむ一品です。

 

②こごめのナムル

材料:こごめ、ごま油、麺つゆ、唐辛子、のり

関さんオススメの食べ方です。調味料の分量は、お好みでとのこと。これはぜひ南魚沼の淡麗辛口酒と一緒にお楽しみください。

 

③こごめ&シーチキン

材料:こごめ、ツナ缶、麺つゆ

家庭でも手軽にできる一品です。関さんは使うツナ缶までこだわっているそうです。パスタを加えて春の山菜パスタもオススメです!

 

【山菜ツアー、はじまります】

今年の山菜を、いち早く食べてみませんか?

これから雪が溶け山菜がたくさん採れる季節がやってきます。

HATAGO井仙、ryugonではそんな山菜の収穫体験や山菜を使ったディナーを楽しむことができる「山菜ツアー」を4月25日から開催いたします。

 

詳しくは、こちらをクリックしてご覧くださいませ。

本年もご予約お待ちしております!

ご予約フォームはこちら


★雪国暮らしyoutubeチャンネルでは、山菜ツアーのVlogも公開中です!こちらからどうぞ

 

【次回オンラインイベントは4月15日!】

 

第5回の雪国暮らしの研究所オンラインイベントは、4月15日20:00スタートいたしますのでぜひご予約をお待ちしております。

詳しい内容は、後日HATAGO井仙・ryugonのホームページでご案内いたしますのでご覧くださいませ。


 

自然とともに日々移り変わる雪国の暮らしの何気ないひとこまから、長年受け継がれてきた伝統の味まで。まだまだ知らない雪国を、一緒に見つけてませんか?

オンラインチャンネルでは、実際に生産現場を訪ねて、食べて、感じたことをそのままブログや動画で紹介しています。

ぜひ、雪国暮らしの研究所を覗いてみてください。

 

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