皆さんこんにちは。
雪国暮らしの研究所の吉越です!
先日開催した雪国暮らしの研究所イベントの様子をお伝えいたします。
今回のイベントは、HATAGO井仙やryugonにお米を卸していただいている宮田農産業の宮田広美さんをお出迎えして魚沼産コシヒカリの米作りや農家の方の生活についてお話をいただきました。
南魚沼の米づくりの特徴は…?
南魚沼には、3つの特徴が揃っているそうです。
その3つは、①肥沃な大地②昼夜の寒暖差③雪解け水です。中でも、③の雪解け水は、田植えの際はもちろん、その後の水の管理まで影響してくるそうです。今年は、昨年の積雪が多く、水には困らない年になったそうですよ!
宮田さんのお米作りの特徴は…?
お米の『選別』に力を入れています!色選と呼ばれる、お米の色で選別をおこなっています。宮田さんの家で導入している選別機はかなり値段が張るそう…。
そんな選別にこだわっているのも、お米の全体的なクオリティを担保するためだとか。だからこんなに美味しいお米が食べられるんですね!
米作りの一年は…?
春は、雪消し作業から始まります。ここ魚沼は、4月でも雪が残る雪深い地域です。宮田さんの畑では、2月からすでに雪消しのための作業が始まるそう。
雪が畑から消えたら、次は田植えに向けて稲作り。育った稲は、田植えがされ、秋に向けてどんどん育っていきます。
米作りの中でも大事な時期は、お米が成育途中の6月だとか。「一番神経を張り巡らせている季節です。」と宮田さん。というのも、田植えをしてからの数週間が重要で、その中でも水の管理が一番大事。田んぼに水を入れるタイミングを誤るとお米の生育が悪くなってしまうのだそうです。
そんな水の管理は長年の経験と知識から培われたそうで、長年宮田さんがその管理をしてきたそうですが、今年は宮田農産業で働く若手の方に任せた田んぼもあったそうです。そうやって、次の世代へと知識が受け継がれていくんですね。
イベントでは、新米と古米の食べ比べも行いました!
新米はやっぱり米の輝きが全く違い、炊き立ての香りも最高でした。
そんな南魚沼産のコシヒカリを食べたくなった方!ryugonやHATAGO井仙のダイニングで食べることもできますが、んまやネットショップで購入もいただけます。
皆さんのご予約をお待ちしております。
雪国暮らしの研究所、次回のイベントは、南魚沼の塩沢に蔵がある「青木酒造」の杜氏の方をお迎えし、雪国の酒についてや蔵人の暮らしについて深堀していきたいと思います!
ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています!
今月のイベントは…
10月18日(火)開催「蔵人に聞く!日本酒をつくる・呑む雪国の暮らし」
■日時: 2022年10月18日(火) 18:30~19:30
■参加費:500円
■参加方法: こちらからご予約ください!
インスタライブ:「雪国暮らしの研究所」公式インスタグラム @yuki_kura_lab をフォロー
10月18日(火) 18時30分〜インスタライブを開始します!