拝啓 時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます
毎日のようにテレビや新聞では新型コロナウイルスの感染が報道され、私たちを取り巻く環境の変化に日々追われる毎日が続いています。株式会社いせんではお客様や社員、地域にお住まいの方々の安全確保の観点から、4月20日から5月6日までの間、全施設の営業自粛を行なっております。
まだ予断を許さない状況が続いていますが、この度ryugonならびにH A T A G O井仙のホームページをリニューアルをいたしました。ryugonではこれから新しい観光に対応すべく、「過ごし方」を軸とした情報を中心に掲載しています。緑豊かな山々や田園風景など、素晴らしい価値を秘めた南魚沼でのご滞在をご提案させていただきますので、是非お越しいただければ幸甚でございます。
またH A T G O井仙ではネットショップページのリニューアルとお取寄せ商品の充実も図りました。商品を通じて雪国への旅を感じる「季節の詰め合わせギフト」など新たな試みも始めましたのでぜひウェブサイトをご覧いただけたらと思います。
また、テレビ東京で5月5日に放映予定のガイアの夜明けにて「新型コロナウイルスとの闘い 生き残れ!ニッポンの宿」にて弊社の取組が紹介されることになりました。 コロナ終息後の観光マーケットに対応するために、雪国観光圏が長年かけてつくりあげてきた「雪と共生しながら育まれた雪国文化」をブランドの軸としながら、ryugonやHATAGO井仙の2つの宿の事業再生の様子が収録されております。春の美しい雪国魚沼の風景もあわせてご覧いただけると思いますので、ぜひご視聴いただけたらと思います。 敬具
放映日:5月5日(火曜日) 夜10時 ~10時54分
テレビ東京系にて
日経スペシャル「ガイアの夜明け」
新型コロナウイルスとの闘い 生き残れ!ニッポンの宿
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
株式会社いせん 代表取締役 井口 智裕
昨日28日放送のテレビ東京・カンブリア宮殿「逆襲温泉スペシャル〜日本の宝を磨いて、町を変えろ!~では予想を大きく超える反響をいただきました。番組をご覧になってくださった方々、また事前に紹介してくださった皆様にはこの場をかりて心から御礼を申し上げます。
当初この取材の話を頂いたときは、なぜいまさらHATAGO井仙なの?と半信半疑でしたが、放送直後から多くの皆様からのコメントや書き込みを読んでいると、私も改めて気付かされたこともありましたので、お伝えさせていただきます。番組の中でもお話していますが、旅館は圏外からの観光客を受入れるだけでなく、地元客の娯楽の場でもあります。圏外のお客様からは地元でしか味わえないものを出してほしいとリクエストがあれば、普段家庭では食べられない料理を出してほしいという地元客もいる。すなわち圏外のお客様は宿に「異日常」を求め、地元客は宿に「非日常」を求める。限られた空間と人材の中でまったく志向が異なる2つのニーズを満たそうとしているのが旅館ではないかと思います。
「そんなのどちらかにターゲットを絞らないと駄目だよ」ってコンサルタントの方々は簡単に言います。都会のように大きな商圏を抱えている地域であれば、それは当然のことかもしれませんが、お客様の多くが週末や大型連休でないとお越しいただけない国内旅行の市場規模を考えると、お客様を選んではいられないという状況もあります。
食事と宿泊を分ける泊食分離の必要性は今から20年以上前から言われ続けきたことです。HATAGO井仙が誕生した2005年は多くの旅館がまだ活力もあったため、あえて泊食分離に取り組む必要がなかったと思いますが、今は生き残るためにターゲットを絞ることが必要になってきました。しかしその前提にあるのは、自社の弱みを補うためには、他社と共生できる環境があることが重要です。皮肉にも昔と比べると旅館の経済力やブランド力が落ちてきたからこそ、他社との共生する必要性、そして地域全体でのブランド力の向上が重要な時代になってきたと思います。今年は旅館と地域の力関係が変わるターニングポイントではないかと思いました。
地域のブランド力。それは年度予算で行政が行うキャンペーンやプロモーションでできることではなく、地元に根付いた事業者が年を重ねながらお客様と信頼関係を築いてはじめて達成させるものです。この共感の輪が強く、より大きくなればなるほど地域ブランド力は高まると考えています。10年前から取り組んでいる雪国観光圏はこの地域に未来に対する一つの方向性を示しただけであり、この取組の成果は私を含めこの地域の事業者の活動次第にかかっています。だからこそ私は龍言という宿を引き継ぐ決意をいたしました。
あえて経営者としての自分を章で分けるとするならば、第一章は旅館業へのアンチテーゼが生んだ越後湯澤 HATAGO井仙、第二章は地域ブランドの必要性で誕生した雪国観光圏、そして第三章は今年の7月から龍言を舞台にして始める地域と宿が共生する未来の雪国です。株式会社いせんは15年後の2034年に創業100周年を迎えます。このときまでにはこの三章をまとめた本を書けることを楽しみにしています。
株式会社いせん 代表取締役 井口智裕
「ゆきたましゅねばる」がTVアニメACCA監察課(公式Twitter)で雪の玉として紹介されました。ドイツの伝統菓子シュネーバルをアレンジした、雪玉のようなお菓子です。米粉を加えたサクッとした生地に砂糖やメープル、ストロベリーチョコなど様々な味が楽しめます。
越後湯沢駅構内の「んまや駅中店」のオリジナルスイーツですが、インターネットからもお求めいただくことが出来ますので、雪玉のような「ゆきたましゅねばる」をご自宅でもお召し上がりいただけます。
お求めはインターネット又はお電話にてご注文を承ります。
ホームページ(通販ページ)
雪の玉「ゆきたましゅねばる」のオンラインショップ
越後湯澤んまや
フリーダイヤル:0120-770-440
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2455
CS放送で人気の「Quality HATAGO」でHATAGO井仙が紹介されました。
是非ごらんください。