こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。
「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ、
今回訪ねたのは、井仙でもお馴染みの、
魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米を生産されている「宮田農産業」さんです。
作物は土から
広い南魚沼では、地域によって栽培されている作物も違います。
例えば、越後湯沢から長岡方向に車で1時間ほど走った旧大和町の辺りでは、
稲作の他にスイカやぶどうなどの果物が栽培されています。
これは火山灰が堆積した黒土が広がっており、水はけの良い土地だからです。
これに対して、湯沢町から長岡方面に車で15分ほど走った隣町の塩沢地区は、
果物や野菜より稲作に向いているのだそうです。
なぜ塩沢のお米が美味しいの?
周囲を山に囲まれている塩沢地区には、
雪国ならではの豊富な雪解け水、豊かな壌土、昼夜の寒暖差といった
美味しいお米になるための条件が揃っています。
また、梅雨の時期にしっかり雨が降ることなど、
自然の力を使った、四季があっての美味しさなのだと
宮田さんは教えてくださいました。
ご主人はチャレンジャー
宮田農産業では、コシヒカリの他にも3種類の食用米と2種類の酒米を栽培しています。
他にも、安納芋を育てていたり、
私たちが取材に伺った日はじゃがいもの植え付けをされていました。
今年は新しく生姜にも挑戦するそうです。
ご主人の正人さんはチャレンジャーで、
周りの人に南魚沼は酒米の生産には向かないと言われながらも挑戦し、
今では、同じ塩沢地区の酒蔵「高千代酒造」のために酒米「一本〆」も作
このように多くの種類の作物に挑戦することで勉強になるといいます。
私も宮田さんが作るコシヒカリが本当に美味しくて、
賄いはいつも食べ過ぎてしまうのですが、
この美味しさは努力の結晶なのだと改めて感じました。
宮田さんも絶賛!むらんごっつぉの羽釜ごはん
今回お話を伺ったのは、奥様の広美さんです。
農家の奥様の炊くごはんはさぞかし美味しかろうということで、
コツなどを伺えればと思ったのですが、
大変恐縮ながら、なんと!
むらんごっつぉの羽釜ごはんを絶賛していただきました!
そこで総料理長直伝の米研ぎのコツをお伝えします。
宮田家では、常温であまり長くは浸水させず、
短い時には10~15分程度で炊き始めるそうです。
これはあまり長く浸水させてしまうと反対にお米が傷むからだそうで、
長く浸水させる場合は冷蔵庫に入れた方がいいとおっしゃっていました。
ぜひご家庭でも参考になさってください。
取材を通して…
今回の取材を通して、一消費者として、
新潟、魚沼、南魚沼、塩沢のお米が美味しいということが
自分の中で当たり前になっていたことに気づきました。
これは私に限ったことではないのではないでしょうか。
なぜ美味しいのかを知ったことで、これからより美味しくいただけるように感じます。
今回の記事はごく一部でしかありませんが、
皆様が宮田農産業のお米をより美味しく味わっていただけるようなお手伝いができていたら幸いです。
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