こんにちは!HATAGO井仙の本田です。
いつもより早い梅雨を迎え、肌寒い日が続いています。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
魚沼は今、新緑の美しい季節です。八海山にはまだ残雪がありますが、里山は緑に染まり、野花もあちこちで咲いています。
そしてなんといってもきれいなのは、田んぼの水鏡! 山や家屋が反射する風景が一面に広がっています。
若い苗がすくすくと、美味しいお米に育ってくれることを願うばかりです。
どうして美味しい?魚沼のコシヒカリ
HATAGO井仙やryugonで毎日炊き上げる南魚沼市の塩沢産コシヒカリ。その見た目はつやつやで、ふっくらとしていて、一口食べればじゅわっと甘みが広がります。
一番好きな食べ物は白いご飯!の私は、この美味しさの虜です。炊き立てはもちろん、塩むすびも絶品ですし、どんなおかずもあのふかふかごはんに乗せればたちまちごちそうになります…!
魚沼と言えばコシヒカリが有名ですが、その美味しさには秘密があります。
美味しさの秘密その1は、「夏の気候」。
夏は日中暑く、夜から朝方にかけては涼しい気候です。寒暖差の大きさが、作物のうまみと甘みを凝縮されると言われています。
そしてその2は「雪解け水」。
魚沼地区の中でも山に近い塩沢エリアは、たっぷりの雪解け水が田んぼに流れてきます。ミネラルや微生物を多く含んだ清らかな雪解け水で、お米もみずみずしく育つそうです。
お米とおなじく、魚沼の野菜もこの2つの恩恵を受けてみずみずしく育ちます。
夏になればジューシーなトマトやナス、甘い枝豆やトウモロコシが旬を迎えて、毎日食卓に並びます。
お酒が進むのはもちろんですが、浅漬けをごはんと一緒にほおばるのも最高ですね…
冬のスキーシーズンが人気の南魚沼・越後湯沢ですが、春夏はとれたての山菜や野菜を使ったごちそうを楽しめます。屋外でのアクティビティも気持ちが良い時期なので、ぜひ遊びにきてください!
お米の作り手は、活気あふれる宮田農産業!
少し脱線しましたが、当館では塩沢地区の宮田農産業さんのコシヒカリを毎日炊き上げています。
土地の恵みを基礎力に、さらに美味しいお米をつくり、届けてくださるのが宮田さんです。
宮田さんのこだわりは、お米の「選別」作業も自社管理した上で一等級以上のお米を出荷すること。
色彩選別機でお米ひと粒ひと粒に光を当て、カメラが品質の良くない、雑味のある米を省いています。均一の品質にすることで、安定した美味しさが生まれるそうです。
お米をつくるのは宮田さんご家族と、頼もしい若手の皆さん。
なかには春から秋は米農家、冬はスノーボーダーという二期生活をする方も多かったです。
かつてこの地域の農家さんは、冬場は畑仕事ができないので、藁細工など手仕事をしたり、スキーヤー向けに民宿を営んだりしていたんだとか。雪のある時期とない時期では暮らしのベースが違ったんですね。
現在は農家とウィンタースポーツ。新しい雪国の暮らしの形なのかもしれません。
宮田さんのコシヒカリをおうちで食べてみませんか?
宮田農産業のお米「魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米」はおうちでも楽しめます。
んまやネットショップから、魚沼のごちそうを皆さまにおすそ分けします。ご注文お待ちしております!
いまのおいしさに感動したら、新米の時期はさらに格別です。是非ご賞味くださいませ。
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