10月に入ると晴れていても寒さが感じられる陽気になりました。
今年も美味しい新米の販売が始まり各所で賑わいをみせています。
冷めても美味しいコシヒカリですがやはり炊きたて熱々の新米は格別ですので、秋の南魚沼に来て味わってみてはいかがでしょうか?
そして今回はHATAGO井仙2F【むらんごっつぉ】の秋のランチデザートで提供している”タルトタタン”をご紹介します。
タルトタタンとは簡単に説明するとリンゴのタルトなんですが、一般的なタルトだとタルトの上にリンゴをのせて焼きますが、タルトタタンはその逆でコンポートにしたリンゴを型の底に敷き上からタルト生地をかぶせて焼き、出来上がったらリンゴが上になるように逆さまにして食べます。
フランスのタタン姉妹がリンゴを先に型に敷いてしまったというおっちょこちょいによって生まれたというユニークなエピソードがあるお菓子なんですよ♪
そしてランチメニューとして提供している”タルトタタン”は本来タルト生地であるところを砂糖、バター、小麦粉、卵を同じ分量で混ぜ合わせた生地を焼いたスポンジ生地に変えています。そうすることで少しかために焼きあがるスポンジ生地が甘く煮たリンゴのシロップを吸収し、しっとりとした程よい食感に仕上がります。
このスポンジ生地、実は一手間加えていまして・・・
なんとラム酒漬けのレーズンを混ぜ込んでいるんです!
ラム酒の中でも甘い香りのするものを使っており、焼いてる間にアルコールも飛んでいるのでお子様でも気兼ねなく召し上がれます。
甘く煮たリンゴのコンポートはお菓子に最適な信州の紅玉を使用しています。
やわらかな果肉は食べやすく、生食すると気になる酸味もお菓子にすることで甘く爽やかに香ります。
仕上げにのせた生クリームと一緒に食べるとクリーミーさがプラスされまた違った美味しさが楽しめるようになっています。
HATAGO井仙 2Fレストラン 【むらんごっつぉ】
OPEN 11:30
CLOSE 15:00( L.O 14:30)
雪国ガストロノミーで秋の味覚、そして南魚沼の新米を楽しんだ後の〆のデザート。
甘酸っぱいタルトタタンをぜひご堪能くださいませ。