>2022.10.22
雪国くらしの研究所

【イベントレポート】雪国暮らしの研究所「日本酒をつくる・呑む暮らし」

こんにちは!

雪国暮らしの研究所から本田です。

1018日に開催したカフェイベントの様子をお届けします。

今月のテーマはこれから季節になる、日本酒!

雪国魚沼の生活に身近な日本酒の魅力を知ってもらうイベントでした。

講師は青木酒造から杜氏の樋口宗由さん。

蔵人さんの目線から魚沼の日本酒の魅力や、日本酒の美味しい楽しみ方を伺いました。

*青木酒造さんのウェブサイトはこちら*

 

  1. 日本酒をつくる暮らし

まずは蔵人さんの暮らしについて。

もともと日本酒づくりは農家さんが冬に行う出稼ぎの仕事だったのだとか。

農閑期に日本酒をつくる技術集団が生まれ、そこから酒蔵の歴史が始まったと言います。

お米農家の宮田さんが話していたように、雪国の農家さんは冬場に民宿をやったり、スキー場で働いたりと、農業ができない時期に生活の知恵や文化が生まれていますね。

かつては稲刈りが終わり、新米を使って冬の間酒づくりが行われていました。

しかし現在はお米を貯蔵する品質も向上しているので、ほぼ1年を通してお酒の作れる蔵が増えてきているそう。

青木酒造は稲刈り後の9月から6月まで仕込みを行っています。

なかでも酒づくりに最も適する冬期は、吟醸酒などの高級商品をつくる1年で最も神経を使うのだとか。

樋口さんの務める「杜氏(とうじ)」は酒蔵に1人しかいない、酒質(お酒の味や品質)を決める唯一の蔵人です。

鶴齢をはじめ伝統ある銘柄を作り続ける青木酒造にいても、ブランドの安定した品質を守ることはもちろん、さらに美味しいお酒を生み出すという責任も背負っています。

自分で作り上げたお酒のしぼり始めはやはり美味しく、感動は格別だといいます。

現在は多くの若者が新潟の清酒学校で学んだ後に実際に酒蔵に従事しています。

青木酒造も若手の蔵人さんが多く、これからの活躍に期待です!

 

  1. 辛口淡麗な魚沼の酒を味わう

今回のイベントで皆さんに一口飲んでいただいたのは、純米酒の雪男。

冷と熱燗でご用意しました。

新潟の中でも特に豪雪地帯と言われる魚沼では、ミネラルたっぷりの綺麗な仕込み水でお酒が作られます。よって日本酒もすっきりと辛口、いわゆる「淡麗辛口」のものが多いです。

雪男は毎日の晩酌にぴったり!と樋口さんもおすすめのお酒です。

樋口さん「日本酒は料理の良い脇役でなければいけない」

樋口さんにとって日本酒料理を味を引き立てるものだといいます。すっきりとドライな辛口で、お米の旨みをほのかに感じる雪男は、和食との相性が抜群です。

今回はむらんごっつぉの笛木料理長に、秋のつまみとのペアリングをお願いしました。

冷酒はさっぱりとした柿の白和えと合わせて。

よりお米の旨みを感じる熱燗は、麹漬けにした真鯛のフライと一緒に。

これがまた、お互いの美味しさを引き立てる組み合わせ!

食用菊「かきのもと」の甘酢漬けは口直しにもさっぱり美味しく、新潟の秋の食卓を皆さんに体験していただけました。

 

  1. まとめ

「旅をするなら、まずはその土地の日本酒を飲むのが、挨拶であり礼儀だと思うんです」と語る樋口さん。

皆さんもその土地で作られた、その土地で愛される日本酒を飲んでみてください。

そして、その土地に暮らす人たちが好きなおつまみと一緒に飲んでみる。日本酒はいつも料理のおともであり、日本酒を飲むことでローカルな食卓を垣間見ることができます。

私もお客様に日本酒を提供する宿のスタッフですので、そんな作り手の思いをめいっぱいお伝えできるように、これからも雪国暮らしの研究所として活動していきます!

もちろん、自分も味わいながら ()

今回ご参加いただきましたみなさま、

インスタライブを視聴いただきましたみなさま、

ありがとうございました!

これからも旅をする前や、旅の合間に、

雪国暮らしの研究所を覗いてみてください♪


雪国暮らしの研究所 by HATAGO井仙

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