>2021.12.22
雪国くらしの研究所

雪国暮らしの研究所イベントレポート!「休日の朝ごはんをごちそうにする雪国の知恵レシピ」

こんにちは!雪国暮らしの研究所チーム 吉越と本田です。

私たちはHATAGO井仙とryugonを拠点にし、雪国の暮らしを日々学びながら、お客様と雪国をつなぐ活動をしています。

本日は12月10日に開催したオンラインイベントのレポートをお届けします!

ご視聴いただきました皆様まことにありがとうございます。

次回は来年1月4日20時~ インスタライブとzoom配信にてお送りします。

詳細は近日発表いたしますのでお楽しみに!

「休日の朝ご飯をごちそうにする雪国の知恵レシピ」レポート

 

第1回のテーマは、雪国の知恵を生かした朝ごはんレシピです。

ご家庭で美味しい朝ごはんをつくる前日のひと工夫を、桑名総料理長にレクチャーしてもらいました!

まずは和食の朝ごはんならかかせない「ごはん」。

研ぎ方からその味は大きく変わります。

一番のポイントは、たっぷりの水で素早く研ぐこと。精米した米は乾燥しているので、水分を吸収します。特に研ぎはじめは水が白く濁り、米ぬかが多く出ます。

この水を米が吸ってしまうと、お米にぬかの匂いが残ってしまいます。お米本来のみずみずしさや味を楽しむには綺麗な水を吸わせてほしいとのことです。

 

そして、炊く前の米を水に浸す「浸水」が大切です。

むらんごっつぉでも必ず米を浸水してから炊きますが、30分以上浸すと米粒が水分を吸ってふっくらと膨らむんです!これはご家庭でも簡単に試せるコツですのでぜひやってみていただきたいです!

ご家庭の土鍋で炊く際は、キッチンペーパーを鍋蓋の隙間に巻きつけて炊くと圧力がかかって美味しく炊けます。ぜひお試しください!

 

つづいてもう1品紹介したのは「きっこうし漬け」。

ニシンの干物と大根や人参を入れた塩麹漬のことで、魚沼地域に伝わる保存食です。

塩麹は味付けにも使える万能食品です。漬物はもちろんですが、豚肉や鶏肉の表面に塗って、一晩置くだけで美味しい味付けになります。

レシピは切った具材と塩麹、砂糖を混ぜて寝かせるだけなのでとてもシンプルです。重石もいらず、タッパに入れるだけで完成します。

ニシンのうまみと麹のまろやかさが染みていて、ヘルシーながら食べ応えがあります。

魚沼地域は海が遠く、たんぱく源を取るために保存の効く料理が重宝されたといいます。

忙しい現代でもためになる知恵レシピですね。

詳しいレシピは以下からご覧いただけます。

ぜひお試しくださいませ!

 

<お米の研ぎ方のコツ>

・たっぷりの水で研ぐ

・1回目、2回目に研いだ水は素早く捨てる(乾燥した米は水分を吸収してしまうため!)

◎ご飯を炊く直前に精米するとより良い! 

 

<お米の炊き方のコツ>

・炊く前に水に30分間浸して、水分を吸収させる(冷蔵庫に入れておくとお米が甘くなる!)

・中火で火にかける 5〜6分で沸騰したら火を止める

(内蓋のない鍋の場合はキッチンペーパーで隙間を埋めると圧力がかかって良い)

・12分ほど蒸らして出来上がり

 

◎米が取れた地域の「水」を使用するのがベスト!

(ミネラルウォーターの場合は軟水)

・水に30分間浸して、水分を吸収させる

(冷蔵庫に入れておくとお米が甘くなる!)

 

きっこうし漬け

<材料>

・にしん (ソフトにしん・スーパーで購入でき、そのまま使えます)

・にんじん

・大根

・塩麹 *木津醸造の塩麹(撮影に使った塩麹)100g

・砂糖 30g

・塩 ひとつまみ

 

<レシピ>

①野菜を乱切りにする

②乱切りした野菜に塩を2つまみ振って、10分〜15分おく

③塩麹に砂糖を入れ混ぜ合わせる(*1)

④にしんの腹骨と中骨を取り除く 骨を断ち切るようにカットする

⑤野菜の塩を水で洗い落とす

⑥野菜と*1を加え、混ぜ合わせる

⑦タッパに入れ「重しなし」で冷蔵庫で保存(約8時間ほどで完成)

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