>2022.12.01
雪国くらしの研究所

【イベントレポート】雪国暮らしの研究所「雪国のとうがらし・神楽南蛮を味わう!」痺れるイベントになりました

こんにちは!雪国暮らしの研究所の本田です。

HATAGO井仙とryugon、2つの宿を拠点に 雪国魚沼の何気ない日常や美味しい知恵を暮らしながら発信しています。

 

11月のイベント「雪国のとうがらし・神楽南蛮を味わう」はご視聴いただけましたでしょうか?

イベントの様子は公式youtubeチャンネルやインスタグラムでご覧になれますのでぜひチェックしてみてください!

本日のブログではイベントの様子をまとめてお伝えします。

お米やお酒が有名な魚沼ですが、山からのミネラル豊富な伏流水や寒暖差のある地形では「野菜」もみずみずしく美味しく育ちます。

魚沼の野菜の中でも、家庭で昔から栽培され親しまれる伝統野菜「神楽南蛮」をご存知ですか?

神楽南蛮は、西洋の細長い唐辛子とは違い、丸みがあります。一見ピーマンやパプリカに似ていますが皮が厚くごろっとしています。

今年8月には畑へ取材に行ってきました!

8月から11月まで収穫できる神楽南蛮。始めは緑がたくさん実り、お盆を過ぎると熟した赤が採れ始めます。

生産者の田村さん・富井さん

「枝が細いのに、どんどん実をつけるもんで、毎朝枝が折れないように紐で吊るしてあげるんだ。自分自身じゃ支えられないのにどんどんつけていくんだよ」

 

お蕎麦屋さんを営みながら、お店の野菜も畑でつくる田村さん。大事に育てられた神楽南蛮は色ツヤも綺麗で、たくさん実っていました。

 

そして、収穫すればするほど防衛本能で辛味が増すんだそう!家庭で栽培するとあまり辛くないのはそのためなんだとか。

 

緑はツーンとした若い辛さ。

赤は熟したコクのある辛さ。

 

どちらも楽しめるのが秋ならでは、ということでイベントでは生産者田村さんと桑名総料理長、大女将がおすすめする神楽南蛮の食べ方を味わいました!

まず、緑を使って、田村さんお手製の天ぷら。

野菜に味噌を塗って、揚げるという新しい食べ方!他のお野菜でも美味しそうですね。

何もつけないでいただけるので、神楽南蛮そのものの旨みも味わえて絶品でした!


  1. まずは神楽南蛮を半分に切り、種を取り除きます。*この時手袋推奨です!手が痺れるように辛くなります!
  2. 内側にお味噌を塗ります。*お味噌ならなんでもいいそうです。からいすけを塗るのもおすすめ。
  3. 天ぷら粉をつけて30〜60秒揚げて完成。
  4. 何もつけずに召し上がれ!


続いて出来上がったのは、赤を使った、むらんごっつぉ特製の炊き込みご飯。

赤のほうが甘みも出るので、宮田さんの塩沢コシヒカリとの相性も抜群でした。意外と辛すぎず甘みも感じる一品。



  1. 種を取り除いたら細かく刻む。
  2. *炊き込み出汁を水と同じ分量で計り、お米を炊く。
  3. 蒸らしのタイミングで神楽南蛮を投入!
  4. 炊けたらよく混ぜて完成。

そして最後につまんでいただいたのは、

大女将特製の「神楽南蛮のニンニク醤油漬け」。なんともシンプルですが、タレまで辛みが染み込み、ご飯にも良し、焼肉や鍋の薬味にも良しの万能調味料でした!

 

  1. ニンニクと神楽南蛮を細かく刻む。*激辛がお好みなら種も一緒に使います
  2. 1を生のままめんつゆに漬け込むだけ!
  3. 1日経てば完成。1ヶ月ほど持つそうです。



今回は神楽南蛮をゲストに切ってもらいました!鼻も手もじんじんする!と被害者も出ていましたが…これが神楽南蛮の力。その旨みを余すことなく味わっていただきました。

神楽南蛮を味わう鮮やかな食卓、楽しんでいただけて田村さんたちも嬉しそうでした。



神楽南蛮をおうちでも、長く味わえるのが

田村さん、富井さんたちのつくる「からいすけ」です。

自家栽培の神楽南蛮と自家製味噌を合わせたオリジナルの神楽南蛮みそで、赤と緑で使い分けもできます。

 

緑はスッキリした辛さで、野菜やご飯につけるのがおすすめ。

赤はコクがあるので、鍋や餃子の薬味にも。

 

湯沢で手作りされた、本当に美味しいお土産をお客様に持ち帰ってもらいたい。

そんな熱い思いから作られた本物のお土産です。

 

からいすけ は、井仙のネットショップ「んまや」で好評販売中です。

新米も美味しい季節ですので、お米と一緒にお試しいただくのもおすすめです!

ぜひお試しくださいませ。

〈からいすけのご注文はこちらから〉


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