>2020.05.20
ムランゴッツォカフェ

魚沼の朝ごはんから

こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

本日はHATAGO井仙の朝食メニューから、「きりざい」をご紹介します!

 

「きりざい」は漬物を細かく刻んだ魚沼地域の料理です。

魚沼の家庭では、冬に向けて、保存が効くよう野菜を塩漬けにしてたくさん仕込みます。

そのうち酸味が出てきた漬物は「きりざい」にリメイクされ食卓に並びます。

家庭では野沢菜で作ることが多いそうです。

 

当館では、南魚沼市の木津醸造さん自家製のきりざいを使っています。

先日取材した「HATAGO味噌」を手がける木津さんのお味噌と、きゅうりや茗荷、地元名産八色スイカなどの野菜を合わせた味噌漬けです。

 

(5月14日に木津醸造を取材した記事はこちらをご覧ください!)

 

きりざいの楽しみ方

納豆と和えるのが地元定番の食べ方です!

タンパク質の豊富な納豆は、かつては肉や魚の代わりに魚沼のごちそうだったと言われています。

野菜や漬物を刻んで入れて、大事に食べていたんですね。

むらんごっつぉでは、きりざいと納豆を1:1で混ぜて、「きりあえ納豆」を作ります。漬物に塩味があるので、お醤油なしで召し上がっていただけます。

 

羽釜でふっくらと炊いたごはんと頬張れば、お茶碗一杯では足りません!

 

ご家庭でも、きりざいを他の食材と和えてつくる「きりあえ」がおすすめです!

 

動画では、桑名総料理長がきりざいの楽しみ方を紹介しています!

きりざいはごはんのおかずとしてはもちろん、お料理の薬味としても活躍します。

 

作り手木津さんのおすすめは、なんと、クリームパスタ!お塩を振るイメージでかけると味のアクセントになります。

味噌は発酵食品なので、チーズなど乳製品と相性がいいそうです!

 

魚沼の「きりざい」をご家庭でお楽しみください!

 

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