>2020.05.17
んまや

どこか懐かしい味…

こんにちは!

HATAGO井仙パティシエの平賀です。

 

皆さまどのようにお過ごしでしょうか?

5月も半ばになり南魚沼では田植えが始まりました。

秋に美味しいコシヒカリが収穫されるのが楽しみですね!

 

今回ご紹介するのは”メシアガレクッキー”

井仙にある6種類のクッキーの中でも1番人気のクッキーなんです!

 

1番人気だからすごい手の込んだ高級な食材を使っているのでは?

と思うかもしれませんが…

 

材料はいたってシンプル!

発酵バター、砂糖、卵、小麦粉、バニラオイル

たったの5種類なんです!

 

シンプルだからこそ素材の味をしっかり味わうことができ、ソフトな食感がお子さんからご年配の方にまで親しまれています。

 

子どものころ母に作ってもらったようなどこか食べたことがあるような素朴で、それでいてかみしめるほどおいしさが出てくる懐かしの味。

 

実はこのメシアガレクッキー、井仙の女将がずっと愛してきたレシピで作っているんです!

 

女将がアメリカ留学に行っていたときにもホストファミリーに振る舞いとても喜ばれた思い出のクッキーで、その名のとおり皆さんに召し上がってもらいたいという願いがこめてあります。

 

発酵バターを使っているのでとても香りがよく、紅茶ともコーヒーとも相性抜群です!

パティシエの特権になりますが焼き上がり釜をあけたときの広がるバターの香りは食欲をそそられてしょうがありません!

 

笑みがこぼれてしまうような優しい味のメシアガレクッキー、おひとついかがでしょうか?

 

オンラインショップでのご注文はこちらから受け付けております。

>2020.05.16
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×HATAGO味噌

こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

 

今回訪ねたのは、南魚沼市大桑原で麹屋を営む木津醸造さんです。

 

越後駒ヶ岳と八海山の麓にあり、JR浦佐駅から車で15分、HATAGO井仙からは車で50分ほどの位置にあります。

 

お話を伺ったのは、五代目の木津誠さん。

木津醸造所では、オリジナル商品 「県内限定素材 越後味噌」通称・HATAGO味噌をつくっていただいています。

味噌と米こうじの割合を同量で仕込む「十割こうじ」の、糀の優しい甘みを感じるお味噌です。



味噌づくりに潜入!

 

1年を通して春先と秋の2回、味噌の仕込みを行います。

天然醸造にこだわる木津さんのお味噌は、大豆と米糀を合わせて半年間寝かせます。

 

味噌の仕込みを見せていただくために、訪ねたのは朝5時!ひんやりと澄んだ空気のなか、木津醸造の仕事はすでに始まっていました。

 

まずは麹と、大豆を仕込みます



大豆は新潟県産の、エンレイ大豆です。

(むらんごっつぉの手作り納豆も同じ大豆を使っています!)

 

エンレイ大豆を特注の蒸し器で圧力をかけながら蒸し上げます。

蒸した大豆は潰します!

蒸気と共に大豆の良い香りが広がります。

 

一方糀室では、米糀を仕込みます。

米を蒸して、糀菌と合わせて室に返します。

夕方にほぐして、粗熱を取って、

翌日へぎとよばれる木箱に盛り込みます。

(魚沼名物へぎそばの「へぎ」ですね!)



糀室は約30度の蒸し暑さ。

へぎに盛り込む様子も覗かせていただきました。  

写真は味噌づくり用の米糀ですが、

販売用の米糀はこちらのへぎから四角くカットして出荷されます。

味噌用の米糀はへぎから返します。

乾燥した糀からも、お米の甘い香りが。



そして、いよいよ材料を合わせます!

大豆と米糀と、新潟笹川流れの海塩をしっかりと混ぜていきます。

 

ここで、酵母菌を自家培養させた「味噌たまり」を加えます。

 「味噌たまり」とは、味噌の発酵・熟成の過程で分離した液体のことで、味噌の成分と旨みが凝縮されています。

むらんごっつぉでは、野菜や魚を漬けて味付けする調味料としても使っています!



最後に、混ぜたものを樽に落として、半年寝かせます

樽は味噌作りを始めた当初から使っているもので、1樽で5トンの味噌を仕込むものだそう!



これから発酵の進むあたたかい時期に向けてどんどん味噌を仕込まれます。

味噌屋さんによっては、空調管理をして温度を上げ、発酵を早める製法もあるそうですが、

木津醸造所は天然醸造なので、空調管理はせずに自然に任せてゆっくりと醸していきます。

 

朝から元気をいただきました! 

 

五代目社長の木津誠さんは、休む間なしに力仕事をこなされていて、朝からエネルギーを感じました。

かと思えば、休みの日も朝日を撮りに登山に出かけていくそう…!魚沼の大自然が活力の源なのでしょうか。

そして社長や従業員さんと一緒に出迎えていただいたのは、御年80歳の大女将ハル子さん!

 

味噌や糀の仕込み、味噌漬けなど、いまも現役で働かれている大女将さんは、とても若々しく素敵な方でした。

 

裏の山に山菜採りに出かけることが最近の楽しみで、空気の美味しい朝の山が気に入ってるそうです。

朝方、工場から蒸した大豆の香りがしてくると、「今年も味噌の仕込みが始まった」と近所のひとも季節を感じるのだそう。

私もはじめて嗅ぐ香りでしたが、どこか懐かしく、食欲をそそられました。



木津醸造所を取材して…

 

木津さんの味噌は、自然の恵みに職人の手仕事が加わった逸品です!

昔から地元の学校給食でも提供されているそうで、まさに故郷の味です。

地域によって、味噌を食べ比べるのも、なんだか旅した気持ちになりますね。



昨年2月のカフェイベント「雪国暮らしの研究所」で取材させていだだいたときは、雪が積もっていました。

 

町の中心から離れた山麓では、雪国の四季を見ることができます。

自然と人間が共生する里山の風景がずっと変わらずにいて欲しいと思いました。




日常に美味しいお味噌を

 

 

木津醸造所×HATAGO井仙のコラボレーション商品「HATAGO味噌」は、

十割こうじの甘いお味噌。

 

そのまま食べても美味しいお味噌です。

お味噌汁にするときは、

ご家庭の別のお味噌とブレンドすると

味にまろやかさと深みが出ておすすめです。

むらんごっつぉでも実践する方法です!

ご家庭でも簡単にお楽しみいただけます。



んまやネットショップでは、

 

オリジナルHATAGO味噌

「県内限定素材 越後味噌」と、

 

木津醸造自家製の

「きりざい」を販売しています。



「きりざい」は、野菜を細かく刻んで混ぜる魚沼の郷土食です。

木津さんの味噌で漬けた「きりざい」は、HATAGO井仙の朝食で「ご飯が止まらない!」と好評の一品です。

 

毎日の食卓に、魚沼のおすそわけをお届けします。

 

んまやネットショップ

HATAGO味噌「県内限定素材 越後味噌」のページはこちら

「きりざい」のページはこちら

フリーダイヤル:0120-770-440

>2020.05.15
むらんごっつぉ

HATAGO井仙のいま×総料理長

こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。

「HATAGO井仙」のスタッフをご紹介するこちらのシリーズ、

今回はいせんグループの総料理長、桑名さんにお話を伺いました。

 

総料理長のお仕事とは?

井仙グループの食の総括をしている桑名総料理長。

日々の調理はもちろんのこと、メニュー開発や器の選定、

また、私たちがレストランで料理説明をするためのレクチャーも総料理長のお仕事です。

お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながらメニュー作りをしているそうです。

 

料理とはかけ離れた意外な趣味!?

総料理長の趣味は、カスタムカーづくり。

過去の大会などで手にしたトロフィーはなんと!

30個を超えるそうです…

また、驚くことにその大きさも最大で2m40cm!!

すごいですね…

 

実家は修善寺のお蕎麦屋さん。南魚沼に移り住んだきっかけは?

料理を通して雪国の知恵を伝える総料理長の出身は静岡の修善寺です。

東京で10年間修業を積み、21年前に南魚沼に移り住みました。

きっかけは雪とスノーボードとの出会いだそうです。

(総料理長は車やスノーボードがよく似合います!)

移り住んでから「魚沼は食べ物が美味しい!」ということに気づき、

自然と食材の味を表現できる料理作りになっていきました。

 

突撃!料理人の休日

お仕事で毎日美味しい料理を作っている料理人さんは、

一体家庭でどんな料理を作り、食べているのでしょうか。

聞けば、食材から自分で作っているとのこと…

春夏の休日は、ほとんど農作業をしているそうです。

種ポットで芽吹かせる苗作りから始まり、

夏野菜、秋野菜を自宅用に作っているのだとか。

最近ではピザづくりに夢中で、

お庭にピザ窯を造ろうと考えているそうです。

うーん、総料理長の焼くピザ、食べてみたいですね!

 

以上、今回は桑名総料理長を取材しました。

雪と遊び、自身も野菜を育てていたりと、

この地らしい暮らしをしている総料理長だからこそ、織りなせる味があります。

 

井仙では、キッチンツアーなどお客様と総料理長が交流できる場もございますので、

ご機会がございましたらぜひご参加くださいませ。

また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

 

ご好評の総料理長の米研ぎ術はこちら

>2020.05.13
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×宿酒仙七


こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

 

青木酒造杜氏の樋口宗由さんにお話を伺いました。

杜氏(とうじ)とは、日本酒の醸造を行う職人の責任者です。

 

青木酒造は「鶴齢」や「雪男」の銘柄で知られる、創業1717年の魚沼を代表する酒蔵のひとつです。

 

HATAGO井仙とryugonでしか味わうことのできない、オリジナル商品「無濾過生原酒 宿酒仙七」をつくっていただいています!

 

今回は感染症拡大防止のため、酒蔵の見学は行わず、取材に応えていただきました。

 

南魚沼の自然と醸す酒

青木酒造の酒蔵があるのは、

南魚沼市塩沢の、牧之通り。

越後湯沢のお隣町で、HATAGO井仙からは

車で20分ほどです。

 

「牧之通り」は、江戸時代に雪国魚沼の様子を紹介し、ベストセラーとなった「北越雪譜」で知られる鈴木牧之の名前からとったものです。鈴木牧之は「鶴齢」の名付け親と伝えられています。

 

牧之も記した塩沢の地で、

青木酒造では、豪雪地帯ならではの酒造りをされています。

 

「淡麗辛口」と言われ、飲みやすくスッキリとした味わいの多い新潟清酒は、各地域に構える酒蔵でつくられ、地元に愛されています。

 

特に雪解け水と空気に恵まれた魚沼地方のお酒は、全体的により清らかな味わいです。

代表的銘柄は今回伺った青木酒造さんの「鶴齢」以外にも「八海山」「高千代」「上善如水」「緑川」など、新潟随一の米どころは酒どころでもあります。

写真は、昨年取材した酒造りの

最も重要な工程:麹づくりです。

 

魚沼地域は山に囲まれ、朝晩の寒暖差があります。気温の低く、空気も澄んでいる朝方に麹をさわることで、雑味のない麹をつくることが樋口さんのこだわりです。

そして日本酒の貯蔵や熟成には、雪のエネルギーを使っています。「雪室」は豪雪を利用した、環境に優しい天然の冷蔵庫です。

今年は少雪でしたが、寒波のタイミングを狙って山奥から雪を運び入れたそうです!

 

もうすぐ一年の仕事が終わります!

取材した5月12日は、今季分の精米を終え、ひと段落がついたところでした。

 

酒造りは、早くは8月後半から仕込みが始まり、

11月から新米酒やしぼりたて生酒など新酒が出始めます。

 

冬から春にかけては酒造りから瓶詰めまで休む間なし。

昨年12月には、

酒米を発酵させる様子も見学しました!

 

おうちで日本酒を楽しもう!

 

樋口さん自身も、お家でお酒を楽しむ需要が増えていることを感じています。

 

晩酌で愉しむなら、料理に合わせやすい辛口の日本酒がおすすめとのこと。

 

さらに、

大吟醸のような香りの強いものより、

純米吟醸や純米酒が、

ふだんの食卓におすすめです。

 

そして、日本酒は開けた瞬間から酸化が進む、生きた飲み物。なるべく早く召し上がってほしいと話します。

そこで樋口さんのおすすめは、ワンカップ酒。

こちらは「雪男 純米酒」。

 

おじさんの飲み物というイメージもありますが、これが飲みきりにちょうど良いサイズで、デザインもかわいい!

 

地域や銘柄で異なるので、出先でワンカップ酒を買って帰るのが趣味なんだとか。

私はグラスとしても再利用しています。

皆さんも集めてみてはいかがでしょう。

 

樋口さんより…

 

「日本酒をより多くの人に、

ふだんから楽しんでもらいたい。

だからこそ日本酒はお手頃で

あるべきだと思います。

 

汗水流して働いたひとたちの

1日の楽しみが、晩酌ですよね。

 

今年は中止になってしまった

新潟酒の陣も、外国や県外からの方が

年々増えています。

杜氏がお客様と話せるブースも

あるんですが、皆さん日本酒について

詳しくてびっくりします(笑)

 

ご家庭でお酒を楽しむ時間が

増えたなら、ぜひ酒屋さんで

いろんな日本酒を

見つけてみてください。

 

こんな時だからこそ、

美味しい食事と日本酒は

身も心も健康にしてくれます!」

 

青木酒造を取材して…

作り手さんから飲み手への

あたたかい気持ちが伝わりました。

私たちは雪国の玄関口で

お客様をお迎えしているHATAGO井仙として、

その想いや美味しさを漏らさず

伝えていく責任を感じました!

 

HATAGO井仙とryugonでは、

青木酒造のお酒をご用意しています。

 

「鶴齢」は、淡麗旨口で

どの料理にも合わせやすく、

 

「雪男」は、淡麗辛口で

杜氏の樋口さんオススメ!

晩酌にぴったりの一本です。



そして、

HATAGO井仙×青木酒造の

コラボレーション商品

「無濾過生原酒 宿酒仙七」は

他では手に入らない、限定酒です!

 

しぼりたての新酒と、

寝かせてコクを増した熟成酒と、

今の時期だけ2種類、飲み比べができます。

 

この機会にぜひ、お試しください!

 

HATAGO井仙では

お電話でもご注文も承っております。

フリーダイヤル 0120-770-440

 

>2020.05.10
んまや

雪国、生産者のいま×雪国マカロン


こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 

「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

 

今回は、越後湯澤んまや駅中店

「雪国マカロン」の

志田パティシエを取材しました!

 

先日5月5日にテレビ東京「ガイアの夜明け」でも紹介された人気スイーツです。

 

雪国マカロンとは…

雪国マカロンは、

雪国・新潟の野菜を楽しめるお菓子です。

 

「野菜そのものを味わってもらいたい」という想いから、あっさりとした白餡を使ったマカロンができました。

 

お味は「枝豆」「トマト」

新潟の苺「越後姫」など全8種類。

箱に詰めてお届けします。

 

志田パティシエいちおしは「枝豆」。

 

実は新潟県は、枝豆の作付面積が全国1位!

新潟県民の夏の食卓にかかせない野菜のひとつです。茹でたてに塩を振って、食べ始めると止まらないですね。

 

甘み、うまみが強い野菜なのでマカロンになってもかなり存在感があります。

 

お米の国のマカロンです

「雪国マカロン」の生地は

米粉を使用しているので、

普通のマカロンよりもサクサクとした、

おかきのような食感です。

絞った生地は30分ほど乾かした後に、

オーブンで焼きます。



焼き上がった生地はおかきのように香ばしいです!

写真は紫いものマカロンです。つぶした紫いもと白餡を混ぜたペーストを、サンドして完成です!




志田パティシエより…

 

「お客様からは、

『甘さ控えめで美味しい』と好評です。

白あんと米粉で、たしかに他にはない、和のマカロンかもしれません。

 

また、最近は小さいお子様も枝豆や雪下人参など、野菜マカロンを手に取ってくれるので嬉しいです。」

 

雪国マカロンを取材して…

 

新潟県はお米のイメージがかなり強いですが、美味しい野菜や果物を育てる農家さんがたくさんいらっしゃいます!

枝豆や越後姫のほかにも、茄子や里芋、梨など特産があります。

 

雪国マカロンが、新潟野菜を知るきっかけになれれば素敵だなと思います。

 

雪国の甘味をお届けします


「雪国マカロン」はんまやネットショップで

お買い求めいただけます。

 

先日のテレビ放映で反響をいただいており、一時品薄の状態でございますが、

パティシエチームが本日もがんばって作っています!

 

完成したものから順次お届けしますので、この機会にぜひお試しください!

 

地野菜を使ったマカロンで新潟を味わってみませんか?

 

雪国からのおすそわけが、

おうちで過ごす日々の楽しみになれれば幸いです。

 

んまやネットショップはこちら:

https://nmaya.theshop.jp/items/27561718

 

フリーダイヤル:

0120-770-440

>2020.05.04
HATAGO井仙

ご宿泊されるお客様へご案内とお願い

日頃より弊社をご愛顧賜り誠にありがとうございます。 またこの度のコロナウィルス感染などで療養された方や自宅待機されておられる皆様には心からご心労お察しします。
先月の政府から発表された緊急事態宣言を受け、弊社では4月20日~5月6日まで期間の全店舗での営業自粛を行なってまいりました。しかしながら越後湯澤 HATAGO井仙ならびにryugonの2施設につきましては、7日からの営業再開ですでにご予約を承っていたため、5月7日より限定的に営業開始をすることにいたしました。尚飲食店などの関連施設につきましては、政府の方針にあわせて5月31日まで営業自粛といたします。詳しい店舗の営業状況は以下の通りでございます。

◯限定的営業再開
・越後湯澤HATAGO井仙
・ryugon

主な対応について
1)週3日のみの部分的に営業開始
2)宿泊人数を3割程度に抑える
3)お客様やスタッフとの接触機会を極力少なくした限定プランのみ販売

◯営業自粛(5月31日まで)
・ムランゴッツォカフェ
・駅中んまや
・越後湯澤んまや
・むらんごっつぉ
・温泉珈琲水屋の各店舗については5月31日まで営業自粛

このような状況下でございますが、お客様の心身のリフレッシュに寄与することも宿泊業の大切な使命であると考えています。
越後湯澤 HATAGO井仙ならびにryugonにつきましては、お客様への公衆衛生に最大限配慮し、また地域住民やスタッフへの感染予防の目的で以下の対応を取らせて頂くことをご了承くださいますようお願い申し上げます。こちらの対策は緊急事態宣言期間中の5月31日まで限定対応とさせていただきますが、状況次第により対応が変更になる場合もございますので予めご理解の程よろしくお願いいたします。

【客室清掃について】
・客室ドアノブ、冷蔵庫扉の取っ手、受話器、リモコンボタン、空調パネル等には除菌消毒拭き上げ作業を実施しています。
・客室では、グラスウェア、シルバーウェア等洗浄マニュアルがあり洗浄に係る衛生面に配慮しています。
・バスルームやトイレなど手で触れる箇所等には除菌消毒拭き上げ作業等を実施しています。
・パブリックスペースでは、手すりやエレベーター内のボタン、レストランテーブル等不特定多数が触れる部分に適宜除菌消毒拭き上げ作業を行っています。
・ロビーやレストラン、トイレ等には消毒液を設置しています。
・客室や館内のダイニング等では定期的に換気を行いますので、館内が肌寒いことがございます。予めご了承くださいませ。

【お客様との接遇対応について】
・お客様と接する時間をできる限り短くし、適切な距離を取らせていただきます。また、口頭での説明は極力少なくし、チェックイン時やお料理の説明は紙面を使った案内に替えさせていただきますのでご了承くださいませ。
・お荷物をお運びする際は、手袋をさせていただき、チェックイン後にお部屋の入り口までお持ちいたします。お荷物を運ぶ際には、双方の安全性から基本的にお客様のお荷物に直接触らないようにしておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

【ご滞在における安全性への配慮について】
・お客様に提供する食材は検品し安全性を保障いたします。
・個室でのご提供を原則とするため、宿泊可能な客室数も制限しております。
・フリースペースにご用意しているスナックやおつまみ、ドリンクなどは一部中止しております。ご了承くださいませ。
・対策期間中、ご夕食・ご朝食は通常のコース料理等お休みさせていただき、お部屋での「重箱料理」のみをご用意しています。なお双方の安全性からスタッフはお部屋に入室しません。ドア前でのお受け渡しになりますのでご了承くださいませ。
*この期間中アレルギー対応は行っておりません。申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。
*混雑状況によりレストランでのご用意になる場合もございます。その場合には十分な距離を取らせていただきます。

【従業員の対策について】
・従業員は、接客後に必ず手洗いとうがいを行い、感染防止を徹底しています。またキッチン内では消毒を随時行っています。
・従業員の検温を毎日実施しております。風邪の諸症状のある場合は自宅に待機、出勤しておりません。
・従業員に対する防犯、防災等の定期訓練を実践しています。

【お客様へお願い】
・すべての宿泊者を対象に検温及び渡航歴の確認をしております。37.5度以上の方は宿泊をお断りする場合がございます。また2週間以内に感染症と診断されていないこと、感染症の方との接触がないことなどの「お伺い書」のご回答を事前にお願いしておりますのでご理解くださいますようお願い申し上げます。
・パブリックスペースをご利用の際は、マスク着用をお願いする場合もございます。
・当館にお越しの際は、なるべく公共交通機関のご利用はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・ご滞在中は、客室の窓を時折開けて、フレッシュな空気を存分に取り入れるようにしていただけると幸いです。
・勤務終了後、従業員も衛生面を考慮し大浴場を利用させていただいています。

皆様には不自由をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力くださいますようお願い申し上げます。

株式会社いせん 代表取締役 井口 智裕

>2020.05.04
HATAGO井仙

*HATAGO井仙早割宿泊券*販売いたします

この度のコロナの影響で皆様もなかなかご旅行に出られない日々が続いているかと思います。
HATAGO井仙では皆様が安心してお出かけいただけることを願って、限定200室限りの早割宿泊券をご用意いたしました。自然豊かな越後湯沢でお待ちしております。

*姉妹宿ryugonでも一周年記念として宿泊券を販売しております。
    ryugonの宿泊券をお求めのお客様はこちらからどうぞ

◆プラン内容◆
平日1泊朝食付 22,000円(2名様分) c/in 14:00 c/out 11:00
書斎・囲炉裏・茶室・うたた寝の間 のいずれか

*ご人数の変更やご夕食の追加などはオプションで承ります。
*お部屋タイプはこちらのおまかせでございます。

・休前日利用の場合 6,000円(1室につき)
・3名様以上のご利用の場合 6,000円(1名様につき)
・和室露天風呂の間へのアップグレード 9,000円(1室につき)
・露天風呂の間へのアップグレード 17,000円(1室につき)

◆お食事のオプション◆
雪国ガストロノミーフルコース 8,000円(1名様につき)
雪国の食文化やこの地の人々の日常を料理で表現したコース料理。お食事を通して雪国の知恵を感じてください。レストラン“むらんごっつぉ”にてご用意いたします。

おとりおき御膳 2,500円(1名様につき)
夕飯時を過ぎて到着される方向けのお部屋出しの食事もございます。お部屋で魚沼の味をゆっくりお召し上がりいただけます。21時頃のご用意です。

*価格は全て税別価格です。

◆期間◆
販売期間:2020年5月5日〜5月31日まで
*販売数に達し次第終了となります。
有 効 期 限:2020年 6月 1日~2021年 4月 30日
販 売 数:200組限定
除 外 日:8月 7日 ~ 15日、12月 30日〜1月 3日


◆ご予約の流れ◆
1、お申し込み
 んまやネットショップより宿泊券をご購入くださいませ。

 ネットショップはこちらから
 
2、宿泊券受取
 宿泊券購入の確認が取れましたら、数日後に宿泊券を郵送いたします。
 人数やご夕食などの追加がございましたら、ご予約時にお申し付けくださいませ。

3、ご予約
ご宿泊日が決まりましたら、ご予約くださいませ。
ご予約は、Web・電話・メールにて承ります。
 *Webの場合
  HATAGO井仙ホームページ以外からでも承ります。
 ご予約時のお支払い方法は “現地決済” をご選択くださいませ。
  ご予約の際の備考欄に宿泊券に記載されている「宿泊券番号」をご記載くださいませ。

 *電話・メールの場合
 ご予約の際に宿泊券に記載されている「宿泊券番号」をお申し付けくださいませ。

4、ご宿泊当日
当日は確認のため宿泊券をお持ちくださいますようお願いいたします。
ご滞在をお楽しみくださいませ。

>2020.05.02
んまや

越後湯沢産の越後姫

こんにちは!

HATAGO井仙パティシエの平賀です。

 

越後湯沢の桜は満開を過ぎ新緑の緑が見えてきました。

皆さまどのようにお過ごしでしょうか?

 

今回のコロナの影響で越後湯沢の観光客が激減したため、大量に余ってしまった地元の名産品・越後姫をなんとか盛り上げられないかと思い

越後姫を育てている、雪国アグリパーク湯沢いちご村さんに行ってきました。

 

そこで越後姫の収穫をし、その場で食べさせていただきました!

 

薄い表皮から感じられるみずみずしい柔らかな果肉

豊潤な香りと酸味の少ない優しい甘さ

そしてかじった瞬間に溢れる果汁がたまりません!

 

実はこの越後姫、県外には滅多に出回らない貴重な品種なんです!

普通のいちごと比べると果汁が多いのですが、その反面崩れやすく、流通に向かないというデメリットもあります。

 

それでもこの越後姫をよりフレッシュなまま皆さまに召し上がっていたできたい…

やさしい甘さと香りの良さをそのままお届けするにはジャムが適しているのではないか?

そう思い、急遽越後姫のジャムの商品化を決めました!

 

いちご村さんに聞いたところ越後姫は糖度がとても高いので通常の苺ジャムよりも少ないお砂糖でジャムが作れるとのこと…

 

いちご村さんからジャムに最適な真っ赤に熟した越後姫を卸していただきお砂糖の量やつぶし具合を調整し、試作を重ねてできたのがこちら!

 

“雪国ジャム 越後姫”

 

お砂糖が控えめなので越後姫本来の甘さとフレッシュ感、柔らかな果肉…

越後湯沢産の越後姫を堪能できる一品です!

 

越後姫ジャムは酸味が少なのでプレーンヨーグルトと合わせるのも美味しいですが

牛乳にとかし、ごろごろ果肉と越後姫の香りを楽しめるリッチな苺ミルクとして飲むのもおススメです!

 

越後姫の旬は5月の上旬で終わってしまいますが

ジャムにすることにより旬をとじ込め長くあじわうことができます!

 

越後姫ジャムは近日発売予定です。

 

ネットショップはこちらから

 

んまやネットショップには他にも雪国を感じられる品物を取り揃えております。

 

私たちの作ったものが皆さまの旅行の窓口となれれば幸いです。

 

 

 

>2020.05.02
むらんごっつぉ

雪国、生産者のいま×塩沢産コシヒカリ

こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。

「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ、

今回訪ねたのは、井仙でもお馴染みの、

魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米を生産されている「宮田農産業」さんです。

 

作物は土から

広い南魚沼では、地域によって栽培されている作物も違います。

例えば、越後湯沢から長岡方向に車で1時間ほど走った旧大和町の辺りでは、

稲作の他にスイカやぶどうなどの果物が栽培されています。

これは火山灰が堆積した黒土が広がっており、水はけの良い土地だからです。

これに対して、湯沢町から長岡方面に車で15分ほど走った隣町の塩沢地区は、

果物や野菜より稲作に向いているのだそうです。

 

なぜ塩沢のお米が美味しいの?

周囲を山に囲まれている塩沢地区には、

雪国ならではの豊富な雪解け水、豊かな壌土、昼夜の寒暖差といった

美味しいお米になるための条件が揃っています。

また、梅雨の時期にしっかり雨が降ることなど、

自然の力を使った、四季があっての美味しさなのだと

宮田さんは教えてくださいました。

 

ご主人はチャレンジャー

宮田農産業では、コシヒカリの他にも3種類の食用米と2種類の酒米を栽培しています。

他にも、安納芋を育てていたり、

私たちが取材に伺った日はじゃがいもの植え付けをされていました。

今年は新しく生姜にも挑戦するそうです。

ご主人の正人さんはチャレンジャーで、

周りの人に南魚沼は酒米の生産には向かないと言われながらも挑戦し、

今では、同じ塩沢地区の酒蔵「高千代酒造」のために酒米「一本〆」も作っているそうです。

 

このように多くの種類の作物に挑戦することで勉強になるといいます。

私も宮田さんが作るコシヒカリが本当に美味しくて、

賄いはいつも食べ過ぎてしまうのですが、

この美味しさは努力の結晶なのだと改めて感じました。

 

宮田さんも絶賛!むらんごっつぉの羽釜ごはん

今回お話を伺ったのは、奥様の広美さんです。

農家の奥様の炊くごはんはさぞかし美味しかろうということで、

コツなどを伺えればと思ったのですが、

大変恐縮ながら、なんと!

むらんごっつぉの羽釜ごはんを絶賛していただきました!

 

そこで総料理長直伝の米研ぎのコツをお伝えします。

 

宮田家では、常温であまり長くは浸水させず、

短い時には10~15分程度で炊き始めるそうです。

これはあまり長く浸水させてしまうと反対にお米が傷むからだそうで、

長く浸水させる場合は冷蔵庫に入れた方がいいとおっしゃっていました。

ぜひご家庭でも参考になさってください。

 

取材を通して…

今回の取材を通して、一消費者として、

新潟、魚沼、南魚沼、塩沢のお米が美味しいということが

自分の中で当たり前になっていたことに気づきました。

これは私に限ったことではないのではないでしょうか。

なぜ美味しいのかを知ったことで、これからより美味しくいただけるように感じます。

今回の記事はごく一部でしかありませんが、

皆様が宮田農産業のお米をより美味しく味わっていただけるようなお手伝いができていたら幸いです。

 

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>2020.05.01
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×豪雪ワイン

こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

今回訪ねたのは

南魚沼市浦佐にある

アグリコア越後ワイナリーの遠藤さんです。

 

越後ワイナリーでは、

HATAGO井仙のオリジナル商品「豪雪ワイン」シリーズをつくっていただいています。

 

アグリコア越後ワイナリーの

ホームページはこちら

https://www.echigowinery.com

 

長い冬を終え、今年のぶどうづくりがはじまっていました!

こちらは例年冬場のぶどう畑の様子。

冬季は雪に完全に埋もれるので、外敵や病気から守られます。

今年は少雪でしたが、雪解け水は地中の不純物を流してくれます。

 

春のぶどう畑を取材しました

雨風を避けるためのレインカットを設置する作業を見学しました。

質の良いぶどうを育てるための大事な作業です。

 

このあたりでは、雪の重みに耐えるため、腰の高さくらいの低い位置でぶどうを栽培します。

 

今季は踏み場となる残雪が少なかったため、高所作業も大変だったそうです…。

取材した今の時期は、冬を越したぶどうの蔓を吊り上げ、これからの芽吹きや蔓の成長に備えます。

蔓の伸びかたを予想して、蔓を切ったり吊るしたりする作業は熟練の技です。

芽吹きももうすぐのようです!

 

ここで畑仕事は連休明けまで一旦お休みにして、暖かくなり目が出始めるころ、芽をまびく作業がはじまります。

 

遠藤さん曰く、

昨年は温暖差もしっかりあり、台風が来なかったおかげで安定した収量になりました。

 

今年はかなり雪が少なかったので、植物もいつもとは違うことを感じているはず。思うようにいかないこともあるが、根気よく付き合っていかなくてはと話していました。

 

ワイン作りは一年中の作業です

こちらは、昨年10月のカフェイベント「雪国暮らしの研究所」で取材したときのカベルネの写真です。

甘酸っぱくてそのままでも美味しいぶどうがたくさん実っていました。

 

これから秋の収穫までの暖かい時期は、

まびきを行い、天候と戦いながらぶどうを育てます。

 

9月から10月にかけて収穫があり、

そこから3月までの寒い時期は瓶詰めです。

 

越後ワイナリーを訪れて…

 

越後三山、八海山麓の扇状地にはアグリコア越後ワイナリーのワイン畑が広がっています。

 

田んぼと農道を挟んで隣りあわせにぶどう畑が広がる光景は、ここでしか見れないと思います。これからぶどうが育っていくことがとても楽しみです!

 

やはり印象に残ったのは雪との付き合い。

雪があることで手間も増えるけど、雪による恵みもある。この地域の暮らしそのものでした。

 

丁寧に作られたワインを、ぜひお試しください。

 

豪雪ワインをおうちで楽しみませんか?

HATAGO井仙の豪雪ワインですが、

 

現在、白ワインは冬に瓶詰めを終えて寝かせているところ。

 

赤ワインのビンテージブランド「豪雪ワイン無ろ過」は連休明けに瓶詰めが始まります。

こちらのビンテージブランドは現在駅中ムランゴッツォカフェ限定品です!

 

本来井仙スタッフもお手伝いする作業ですが、今年は感染防止のため、越後ワイナリーさんにお任せする事になりました。

 

新しいビンテージの豪雪ワイン各種は今年12月頃から発売の予定です。

 

豪雪ワインは井仙グループ各店舗でお楽しみいただけますが、現在は休業しております。よろしければ、おうちで雪国のワインを味わってみませんか?

 

豪雪ワイン(赤・白)

こちらの商品は越後湯澤んまやから郵送販売を承っております。

どうぞお気軽にお電話くださいませ!

 

越後湯澤んまや

フリーダイヤル:0120-770-440

 

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