>2021.12.22
雪国くらしの研究所

雪国暮らしの研究所イベントレポート!「休日の朝ごはんをごちそうにする雪国の知恵レシピ」

こんにちは!雪国暮らしの研究所チーム 吉越と本田です。

私たちはHATAGO井仙とryugonを拠点にし、雪国の暮らしを日々学びながら、お客様と雪国をつなぐ活動をしています。

本日は12月10日に開催したオンラインイベントのレポートをお届けします!

ご視聴いただきました皆様まことにありがとうございます。

次回は来年1月4日20時~ インスタライブとzoom配信にてお送りします。

詳細は近日発表いたしますのでお楽しみに!

「休日の朝ご飯をごちそうにする雪国の知恵レシピ」レポート

 

第1回のテーマは、雪国の知恵を生かした朝ごはんレシピです。

ご家庭で美味しい朝ごはんをつくる前日のひと工夫を、桑名総料理長にレクチャーしてもらいました!

まずは和食の朝ごはんならかかせない「ごはん」。

研ぎ方からその味は大きく変わります。

一番のポイントは、たっぷりの水で素早く研ぐこと。精米した米は乾燥しているので、水分を吸収します。特に研ぎはじめは水が白く濁り、米ぬかが多く出ます。

この水を米が吸ってしまうと、お米にぬかの匂いが残ってしまいます。お米本来のみずみずしさや味を楽しむには綺麗な水を吸わせてほしいとのことです。

 

そして、炊く前の米を水に浸す「浸水」が大切です。

むらんごっつぉでも必ず米を浸水してから炊きますが、30分以上浸すと米粒が水分を吸ってふっくらと膨らむんです!これはご家庭でも簡単に試せるコツですのでぜひやってみていただきたいです!

ご家庭の土鍋で炊く際は、キッチンペーパーを鍋蓋の隙間に巻きつけて炊くと圧力がかかって美味しく炊けます。ぜひお試しください!

 

つづいてもう1品紹介したのは「きっこうし漬け」。

ニシンの干物と大根や人参を入れた塩麹漬のことで、魚沼地域に伝わる保存食です。

塩麹は味付けにも使える万能食品です。漬物はもちろんですが、豚肉や鶏肉の表面に塗って、一晩置くだけで美味しい味付けになります。

レシピは切った具材と塩麹、砂糖を混ぜて寝かせるだけなのでとてもシンプルです。重石もいらず、タッパに入れるだけで完成します。

ニシンのうまみと麹のまろやかさが染みていて、ヘルシーながら食べ応えがあります。

魚沼地域は海が遠く、たんぱく源を取るために保存の効く料理が重宝されたといいます。

忙しい現代でもためになる知恵レシピですね。

詳しいレシピは以下からご覧いただけます。

ぜひお試しくださいませ!

 

<お米の研ぎ方のコツ>

・たっぷりの水で研ぐ

・1回目、2回目に研いだ水は素早く捨てる(乾燥した米は水分を吸収してしまうため!)

◎ご飯を炊く直前に精米するとより良い! 

 

<お米の炊き方のコツ>

・炊く前に水に30分間浸して、水分を吸収させる(冷蔵庫に入れておくとお米が甘くなる!)

・中火で火にかける 5〜6分で沸騰したら火を止める

(内蓋のない鍋の場合はキッチンペーパーで隙間を埋めると圧力がかかって良い)

・12分ほど蒸らして出来上がり

 

◎米が取れた地域の「水」を使用するのがベスト!

(ミネラルウォーターの場合は軟水)

・水に30分間浸して、水分を吸収させる

(冷蔵庫に入れておくとお米が甘くなる!)

 

きっこうし漬け

<材料>

・にしん (ソフトにしん・スーパーで購入でき、そのまま使えます)

・にんじん

・大根

・塩麹 *木津醸造の塩麹(撮影に使った塩麹)100g

・砂糖 30g

・塩 ひとつまみ

 

<レシピ>

①野菜を乱切りにする

②乱切りした野菜に塩を2つまみ振って、10分〜15分おく

③塩麹に砂糖を入れ混ぜ合わせる(*1)

④にしんの腹骨と中骨を取り除く 骨を断ち切るようにカットする

⑤野菜の塩を水で洗い落とす

⑥野菜と*1を加え、混ぜ合わせる

⑦タッパに入れ「重しなし」で冷蔵庫で保存(約8時間ほどで完成)

 

また、雪国暮らしの研究所公式Instagram(@yuki_kura_lab)もフォローもお待ちしてます。

 

*今回のイベントの様子は雪国暮らしの研究所Youtubeでも配信していますのでご覧ください!

>2021.11.17
雪国くらしの研究所

「ゆきがた」秋冬号が完成しました

HATAGO井仙とryugonを拠点に活動する「雪国暮らしの研究所」からお知らせです。

雪国の暮らしをつづった情報誌「ゆきがた」の秋冬号が完成しました!

 

実りの秋から、真っ白に包まれる豪雪期までの変化が著しいこの地域を体感できるおすすめのアクティビティをご紹介しています。

雪国を暮らすように旅していただきたい、そんな思いから今回も発行いたしました。

各店舗でお手に取っていただけますが、今回はPDFにしてこちらからもご覧いただけます。

ゆきがた-vol2_秋冬号はこちら

 

んまやのオンラインショップでのご購入されるお品物と一緒に送らせていただきます。ぜひ、おうちでも雪国からの便りを開いてみてください。

 

そして、さらにお知らせです!

雪国暮らしの研究所では、これまでら雪国の知恵をテーマに日本酒やお味噌、ワインなど生産者さんたちとお客様が交流するカフェイベントを開催してまいりました。

このたび、来月12月10日20:00〜にオンラインイベントを開催いたします!

詳しいお知らせは近日中に発表いたしますので、ぜひチェックしてください!

これからもよろしくお願いいたします。

 

雪国暮らしの研究所

本田史佳

 

 

 

>2021.03.15
雪国くらしの研究所

【3月29日限定開催】農家さんを訪ね、丁寧な暮らしに出会う旅 〜雪下にんじんを採って、つくって、ランチする〜

【3月29日限定開催】農家さんを訪ね、丁寧な暮らしに出会う旅 〜雪下にんじんを採って、つくって、ランチする〜

HATAGO井仙より 雪国文化体験モニターツアー第2弾のご案内です!

雪国はこれからの季節、長い冬が明けて恵みの季節となります。

今回のツアーの食材の主役は、雪のちからで甘みをつける「雪下人参」です。

津南町の農家さんを訪ね

雪下人参を収穫し、

ごはんをつくり、

雪国の丁寧な暮らしを体験します。

ご予約はお電話 025-784-3361

もしくは予約ページからどうぞ

 

ツアー要項

ツアー実施日 3月29日(月)
募集締め切り 3月26日(金)
定員 8名様

スケジュール

10:00 HATAGO井仙出発
11:00 サンベリー着
11:00-12:00 雪下にんじんを収穫
12:30-13:30 ランチをいっしょにつくる
にんじんゼリーを冷やしておいてデザートで食べる
13:30-14:30 ランチ
15:00-15:30 大地に移動して雪室を見学

備考

当日は事前検温、マスク着用の上ご参加ください。
また今回はモニターツアーでございます。旅行行程につきましては動画や写真撮影を行わせていただきますので、撮影にご協力いただける方のみでのご案内でございます。
>2020.11.03
HATAGO井仙

きのこツアーのお知らせ

 

こんにちは。 越後湯澤HATAGO井仙より、きのこ採りツアーのお知らせです!

 

山々も紅葉で色づき、すっかり秋らしく寒くなってきた魚沼でこれから旬を迎える野生の「きのこ」。

 

自然豊かな越後湯沢の山では、もうじき沢山の種類のきのこに出会うことができます。

姉妹宿「ryugon」支配人であり「きのこマイスター」である小野塚が、皆様をきのこ採りの旅へご案内するツアーを開催します!

 

きのこを探すのはまるで宝探しのようで、ワクワクする体験です。種類だけでなく調理の仕方も教えてもらえるので、きのこをより身近に感じることができます。

また散策しながら、秋の森林浴も楽しめます。澄んだ空気の中でリフレッシュできる時間です。

旅の終わりには、源泉掛け流しの温泉でぜひ疲れを癒してください♪

 

越後湯沢駅西口にあり、山へのアクセスも良いHATAGO井仙発で、気軽にきのこ採りへ出かけてみませんか?

 

*お弁当付きプラン

1 1 月 1 日 、4日 、9 日 10:00にHATAGO井仙に集合、バスで山にご案内。 きのこ採りをしてお弁当を食べ、 15:00井仙到着のプランです。

10:00~15:00 お弁当付

 

*ディナー付プラン

1 1 月 1 3 日 、1 6 日 、2 0 日

13:00にHATAGO井仙に集合、バスで山にご案内。 きのこ採りをして17:00ごろ井仙到着、入浴などしていただき ディナーを楽しんでいただくプランです。

13:00~20:00 ディナー付

ご予約はこちらからどうぞ

 

定員には限りがございますので、予めご了承くださいませ。皆様のご予約をお待ちしております!

 

>2020.05.16
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×HATAGO味噌

こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

 

今回訪ねたのは、南魚沼市大桑原で麹屋を営む木津醸造さんです。

 

越後駒ヶ岳と八海山の麓にあり、JR浦佐駅から車で15分、HATAGO井仙からは車で50分ほどの位置にあります。

 

お話を伺ったのは、五代目の木津誠さん。

木津醸造所では、オリジナル商品 「県内限定素材 越後味噌」通称・HATAGO味噌をつくっていただいています。

味噌と米こうじの割合を同量で仕込む「十割こうじ」の、糀の優しい甘みを感じるお味噌です。



味噌づくりに潜入!

 

1年を通して春先と秋の2回、味噌の仕込みを行います。

天然醸造にこだわる木津さんのお味噌は、大豆と米糀を合わせて半年間寝かせます。

 

味噌の仕込みを見せていただくために、訪ねたのは朝5時!ひんやりと澄んだ空気のなか、木津醸造の仕事はすでに始まっていました。

 

まずは麹と、大豆を仕込みます



大豆は新潟県産の、エンレイ大豆です。

(むらんごっつぉの手作り納豆も同じ大豆を使っています!)

 

エンレイ大豆を特注の蒸し器で圧力をかけながら蒸し上げます。

蒸した大豆は潰します!

蒸気と共に大豆の良い香りが広がります。

 

一方糀室では、米糀を仕込みます。

米を蒸して、糀菌と合わせて室に返します。

夕方にほぐして、粗熱を取って、

翌日へぎとよばれる木箱に盛り込みます。

(魚沼名物へぎそばの「へぎ」ですね!)



糀室は約30度の蒸し暑さ。

へぎに盛り込む様子も覗かせていただきました。  

写真は味噌づくり用の米糀ですが、

販売用の米糀はこちらのへぎから四角くカットして出荷されます。

味噌用の米糀はへぎから返します。

乾燥した糀からも、お米の甘い香りが。



そして、いよいよ材料を合わせます!

大豆と米糀と、新潟笹川流れの海塩をしっかりと混ぜていきます。

 

ここで、酵母菌を自家培養させた「味噌たまり」を加えます。

 「味噌たまり」とは、味噌の発酵・熟成の過程で分離した液体のことで、味噌の成分と旨みが凝縮されています。

むらんごっつぉでは、野菜や魚を漬けて味付けする調味料としても使っています!



最後に、混ぜたものを樽に落として、半年寝かせます

樽は味噌作りを始めた当初から使っているもので、1樽で5トンの味噌を仕込むものだそう!



これから発酵の進むあたたかい時期に向けてどんどん味噌を仕込まれます。

味噌屋さんによっては、空調管理をして温度を上げ、発酵を早める製法もあるそうですが、

木津醸造所は天然醸造なので、空調管理はせずに自然に任せてゆっくりと醸していきます。

 

朝から元気をいただきました! 

 

五代目社長の木津誠さんは、休む間なしに力仕事をこなされていて、朝からエネルギーを感じました。

かと思えば、休みの日も朝日を撮りに登山に出かけていくそう…!魚沼の大自然が活力の源なのでしょうか。

そして社長や従業員さんと一緒に出迎えていただいたのは、御年80歳の大女将ハル子さん!

 

味噌や糀の仕込み、味噌漬けなど、いまも現役で働かれている大女将さんは、とても若々しく素敵な方でした。

 

裏の山に山菜採りに出かけることが最近の楽しみで、空気の美味しい朝の山が気に入ってるそうです。

朝方、工場から蒸した大豆の香りがしてくると、「今年も味噌の仕込みが始まった」と近所のひとも季節を感じるのだそう。

私もはじめて嗅ぐ香りでしたが、どこか懐かしく、食欲をそそられました。



木津醸造所を取材して…

 

木津さんの味噌は、自然の恵みに職人の手仕事が加わった逸品です!

昔から地元の学校給食でも提供されているそうで、まさに故郷の味です。

地域によって、味噌を食べ比べるのも、なんだか旅した気持ちになりますね。



昨年2月のカフェイベント「雪国暮らしの研究所」で取材させていだだいたときは、雪が積もっていました。

 

町の中心から離れた山麓では、雪国の四季を見ることができます。

自然と人間が共生する里山の風景がずっと変わらずにいて欲しいと思いました。




日常に美味しいお味噌を

 

 

木津醸造所×HATAGO井仙のコラボレーション商品「HATAGO味噌」は、

十割こうじの甘いお味噌。

 

そのまま食べても美味しいお味噌です。

お味噌汁にするときは、

ご家庭の別のお味噌とブレンドすると

味にまろやかさと深みが出ておすすめです。

むらんごっつぉでも実践する方法です!

ご家庭でも簡単にお楽しみいただけます。



んまやネットショップでは、

 

オリジナルHATAGO味噌

「県内限定素材 越後味噌」と、

 

木津醸造自家製の

「きりざい」を販売しています。



「きりざい」は、野菜を細かく刻んで混ぜる魚沼の郷土食です。

木津さんの味噌で漬けた「きりざい」は、HATAGO井仙の朝食で「ご飯が止まらない!」と好評の一品です。

 

毎日の食卓に、魚沼のおすそわけをお届けします。

 

んまやネットショップ

HATAGO味噌「県内限定素材 越後味噌」のページはこちら

「きりざい」のページはこちら

フリーダイヤル:0120-770-440

>2020.05.13
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×宿酒仙七


こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

 

青木酒造杜氏の樋口宗由さんにお話を伺いました。

杜氏(とうじ)とは、日本酒の醸造を行う職人の責任者です。

 

青木酒造は「鶴齢」や「雪男」の銘柄で知られる、創業1717年の魚沼を代表する酒蔵のひとつです。

 

HATAGO井仙とryugonでしか味わうことのできない、オリジナル商品「無濾過生原酒 宿酒仙七」をつくっていただいています!

 

今回は感染症拡大防止のため、酒蔵の見学は行わず、取材に応えていただきました。

 

南魚沼の自然と醸す酒

青木酒造の酒蔵があるのは、

南魚沼市塩沢の、牧之通り。

越後湯沢のお隣町で、HATAGO井仙からは

車で20分ほどです。

 

「牧之通り」は、江戸時代に雪国魚沼の様子を紹介し、ベストセラーとなった「北越雪譜」で知られる鈴木牧之の名前からとったものです。鈴木牧之は「鶴齢」の名付け親と伝えられています。

 

牧之も記した塩沢の地で、

青木酒造では、豪雪地帯ならではの酒造りをされています。

 

「淡麗辛口」と言われ、飲みやすくスッキリとした味わいの多い新潟清酒は、各地域に構える酒蔵でつくられ、地元に愛されています。

 

特に雪解け水と空気に恵まれた魚沼地方のお酒は、全体的により清らかな味わいです。

代表的銘柄は今回伺った青木酒造さんの「鶴齢」以外にも「八海山」「高千代」「上善如水」「緑川」など、新潟随一の米どころは酒どころでもあります。

写真は、昨年取材した酒造りの

最も重要な工程:麹づくりです。

 

魚沼地域は山に囲まれ、朝晩の寒暖差があります。気温の低く、空気も澄んでいる朝方に麹をさわることで、雑味のない麹をつくることが樋口さんのこだわりです。

そして日本酒の貯蔵や熟成には、雪のエネルギーを使っています。「雪室」は豪雪を利用した、環境に優しい天然の冷蔵庫です。

今年は少雪でしたが、寒波のタイミングを狙って山奥から雪を運び入れたそうです!

 

もうすぐ一年の仕事が終わります!

取材した5月12日は、今季分の精米を終え、ひと段落がついたところでした。

 

酒造りは、早くは8月後半から仕込みが始まり、

11月から新米酒やしぼりたて生酒など新酒が出始めます。

 

冬から春にかけては酒造りから瓶詰めまで休む間なし。

昨年12月には、

酒米を発酵させる様子も見学しました!

 

おうちで日本酒を楽しもう!

 

樋口さん自身も、お家でお酒を楽しむ需要が増えていることを感じています。

 

晩酌で愉しむなら、料理に合わせやすい辛口の日本酒がおすすめとのこと。

 

さらに、

大吟醸のような香りの強いものより、

純米吟醸や純米酒が、

ふだんの食卓におすすめです。

 

そして、日本酒は開けた瞬間から酸化が進む、生きた飲み物。なるべく早く召し上がってほしいと話します。

そこで樋口さんのおすすめは、ワンカップ酒。

こちらは「雪男 純米酒」。

 

おじさんの飲み物というイメージもありますが、これが飲みきりにちょうど良いサイズで、デザインもかわいい!

 

地域や銘柄で異なるので、出先でワンカップ酒を買って帰るのが趣味なんだとか。

私はグラスとしても再利用しています。

皆さんも集めてみてはいかがでしょう。

 

樋口さんより…

 

「日本酒をより多くの人に、

ふだんから楽しんでもらいたい。

だからこそ日本酒はお手頃で

あるべきだと思います。

 

汗水流して働いたひとたちの

1日の楽しみが、晩酌ですよね。

 

今年は中止になってしまった

新潟酒の陣も、外国や県外からの方が

年々増えています。

杜氏がお客様と話せるブースも

あるんですが、皆さん日本酒について

詳しくてびっくりします(笑)

 

ご家庭でお酒を楽しむ時間が

増えたなら、ぜひ酒屋さんで

いろんな日本酒を

見つけてみてください。

 

こんな時だからこそ、

美味しい食事と日本酒は

身も心も健康にしてくれます!」

 

青木酒造を取材して…

作り手さんから飲み手への

あたたかい気持ちが伝わりました。

私たちは雪国の玄関口で

お客様をお迎えしているHATAGO井仙として、

その想いや美味しさを漏らさず

伝えていく責任を感じました!

 

HATAGO井仙とryugonでは、

青木酒造のお酒をご用意しています。

 

「鶴齢」は、淡麗旨口で

どの料理にも合わせやすく、

 

「雪男」は、淡麗辛口で

杜氏の樋口さんオススメ!

晩酌にぴったりの一本です。



そして、

HATAGO井仙×青木酒造の

コラボレーション商品

「無濾過生原酒 宿酒仙七」は

他では手に入らない、限定酒です!

 

しぼりたての新酒と、

寝かせてコクを増した熟成酒と、

今の時期だけ2種類、飲み比べができます。

 

この機会にぜひ、お試しください!

 

HATAGO井仙では

お電話でもご注文も承っております。

フリーダイヤル 0120-770-440

 

>2020.05.01
雪国くらしの研究所

雪国、生産者のいま×豪雪ワイン

こんにちは!HATAGO井仙の本田です。

 

 「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ

今回訪ねたのは

南魚沼市浦佐にある

アグリコア越後ワイナリーの遠藤さんです。

 

越後ワイナリーでは、

HATAGO井仙のオリジナル商品「豪雪ワイン」シリーズをつくっていただいています。

 

アグリコア越後ワイナリーの

ホームページはこちら

https://www.echigowinery.com

 

長い冬を終え、今年のぶどうづくりがはじまっていました!

こちらは例年冬場のぶどう畑の様子。

冬季は雪に完全に埋もれるので、外敵や病気から守られます。

今年は少雪でしたが、雪解け水は地中の不純物を流してくれます。

 

春のぶどう畑を取材しました

雨風を避けるためのレインカットを設置する作業を見学しました。

質の良いぶどうを育てるための大事な作業です。

 

このあたりでは、雪の重みに耐えるため、腰の高さくらいの低い位置でぶどうを栽培します。

 

今季は踏み場となる残雪が少なかったため、高所作業も大変だったそうです…。

取材した今の時期は、冬を越したぶどうの蔓を吊り上げ、これからの芽吹きや蔓の成長に備えます。

蔓の伸びかたを予想して、蔓を切ったり吊るしたりする作業は熟練の技です。

芽吹きももうすぐのようです!

 

ここで畑仕事は連休明けまで一旦お休みにして、暖かくなり目が出始めるころ、芽をまびく作業がはじまります。

 

遠藤さん曰く、

昨年は温暖差もしっかりあり、台風が来なかったおかげで安定した収量になりました。

 

今年はかなり雪が少なかったので、植物もいつもとは違うことを感じているはず。思うようにいかないこともあるが、根気よく付き合っていかなくてはと話していました。

 

ワイン作りは一年中の作業です

こちらは、昨年10月のカフェイベント「雪国暮らしの研究所」で取材したときのカベルネの写真です。

甘酸っぱくてそのままでも美味しいぶどうがたくさん実っていました。

 

これから秋の収穫までの暖かい時期は、

まびきを行い、天候と戦いながらぶどうを育てます。

 

9月から10月にかけて収穫があり、

そこから3月までの寒い時期は瓶詰めです。

 

越後ワイナリーを訪れて…

 

越後三山、八海山麓の扇状地にはアグリコア越後ワイナリーのワイン畑が広がっています。

 

田んぼと農道を挟んで隣りあわせにぶどう畑が広がる光景は、ここでしか見れないと思います。これからぶどうが育っていくことがとても楽しみです!

 

やはり印象に残ったのは雪との付き合い。

雪があることで手間も増えるけど、雪による恵みもある。この地域の暮らしそのものでした。

 

丁寧に作られたワインを、ぜひお試しください。

 

豪雪ワインをおうちで楽しみませんか?

HATAGO井仙の豪雪ワインですが、

 

現在、白ワインは冬に瓶詰めを終えて寝かせているところ。

 

赤ワインのビンテージブランド「豪雪ワイン無ろ過」は連休明けに瓶詰めが始まります。

こちらのビンテージブランドは現在駅中ムランゴッツォカフェ限定品です!

 

本来井仙スタッフもお手伝いする作業ですが、今年は感染防止のため、越後ワイナリーさんにお任せする事になりました。

 

新しいビンテージの豪雪ワイン各種は今年12月頃から発売の予定です。

 

豪雪ワインは井仙グループ各店舗でお楽しみいただけますが、現在は休業しております。よろしければ、おうちで雪国のワインを味わってみませんか?

 

豪雪ワイン(赤・白)

こちらの商品は越後湯澤んまやから郵送販売を承っております。

どうぞお気軽にお電話くださいませ!

 

越後湯澤んまや

フリーダイヤル:0120-770-440

 

>2020.04.23
雪国くらしの研究所

【お知らせ】新型コロナウィルス感染拡大防止による臨時休業と今後の対応について

日頃より越後湯澤 HATAGO井仙、ryugonならびにいせんグループをご愛顧いただき

誠にありがとうございます。


昨今のコロナウィルス感染症予防より、日本政府より非常事態宣言が発令されました。

弊社としてましては、一日も早い終息に協力するために4月19日~5月6日まで

全施設の営業を自粛することにいたしました。


すでにご予約をされていたお客様またはテイクアウトで商品の購入を計画されていたお客様には、

急な対応でご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


私たちは地域の暮らしがあっての観光業であると考えております。 

コロナウィルスという未知の対応が迫られている状況で地域で暮らす方々に不安な気持ちを

もたせたまま事業を継続することは私たちの本位ではありません。 

閉塞した日々の生活が続く中、一人でも多くの方々にここ雪国魚沼の新鮮な空気をお届けしたい

という気持ちと、お客様が移動されることで何らかのリスクが生じてしまうことへの葛藤が

日々私たちの頭を悩ませています。 


しかしながら今はお越し頂くお客様、スタッフ、そして地域の皆様の健康管理を最優先とし、

もう少しの辛抱を皆様にお願いしております。


<span class=”strongText”>私たちはコロナは絶対に克服できると信じています。</span>


そして皆様が安心してご旅行いただける状況になったときに、私たちは今まで以上に充実した体制で、

皆様をお迎えしたいと考えております。

皆様の笑顔にまたお会いできますことを社員一同心からお待ちしております。


株式会社いせん 代表取締役 井口智裕

 

 


ご宿泊の予約ならびにオンラインショッピングについては電話にて受付を行っております。

詳しいお問い合わせや営業状況についてはウェブサイトまたは電話やメールにてお問い合わせください。

営業再開は5月7日を予定しておりますが、

安全な環境を整えてお客様をお出迎えするために、スタッフの安全と健康を守るために

少しでも感染拡大を予防できるよういせんグループでも対策を取ってまいります。


・毎日スタッフの検温をしております。

・いせんグループ各店舗に除菌スプレーの設置しております。

・スタッフはマスクを着用し接客させていただきます。

・お泊まりいただいたお部屋は全てアルコール消毒をいたします。

・空調機に塩素を噴霧し殺菌いたします。

・皆様が安心してご滞在いただけるよう十分な客席の間隔を確保いたします。


お客様へご協力いただくこともあるかと存じますが、

少しでも早く、皆が安心して過ごせる日常に戻れるよう私たちもできる事を行なってまいりますので、

ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

HATAGO井仙・ryugon総合受付センター

0120-850-039

 

HATAGO井仙  受付時間 9:00〜19:00

025-784-3361   info@hatago-isen.jp 

https://hatago-isen.jp

ryugon  受付時間 9:00〜19:00

025-772-3470   info@ryugon.co.jp   

http://ryugon.co.jp

んまやネットショップ 

0120-770-440

https://nmaya.theshop.jp/

>2020.04.04
雪国くらしの研究所

4月イベント中止のお知らせ

 

こんにちは。

HATAGO井仙の吉越です。

皆様、いつも雪国暮らしの研究所のイベントにご参加いただきありがとうございます。

 

雪国暮らしの研究所から大切なお知らせがあります。

4月23日に予定しておりました、雪国暮らしの研究所「vol.17山菜イベント」は、コロナウィルスでの活動自粛を鑑みまして、イベントの中止を決定いたしました。

楽しみにしてくださっていたお客様には大変残念ですが、引き続き雪国暮らしの研究所イベントをよろしくお願いいたします。

 

5月以降のイベント開催につきましては、追ってお知らせいたします。

 

皆様もお体に気をつけてお過ごしくださいませ。

 

 

 

>2020.03.26
雪国くらしの研究所

雪国の漬物でティータイム!

 

 

 

こんにちは!HATAGO井仙イベントチームの本田です。

HATAGO井仙1Fにある温泉珈琲水屋では、カフェイベント「雪国暮らしの研究所」を月に一度開催しています。

この土地雪国の四季に沿った日常を感じていただくことをテーマに、地元の職人さんをゲスト講師にお迎えします。

 

本日は3月18日に開催しました「雪国漬物の会」の様子をご紹介します!

南魚沼市六日町商店街の老舗である今成漬物店さんから四代目の、今成要子さんから、代々造り継がれるお漬物の話を伺いました。

雪景色に包まれ作物の育たない長い冬を越すこの地域では、保存食の文化が根付いています。

春から秋にかけての食材を、塩漬けにしたり、干したり、発酵させたり・・・そんな営みを私たちは雪国の知恵と呼んでいます。

漬物はそんな魚沼の食卓にいつも並ぶ、一番身近な料理かもしれません。

 

 

今回今成さんと用意したのは、漬物が主役の雪国のアフタヌーンティーです!

このあたりで漬物はごはんのおともとしてはもちろん、農作業の合間やおやつの時間につまむものです。

私も、おばあちゃんたちが漬物や煮しめを持ち寄っておしゃべりしている光景に小さいころから馴染みがあります。

みなさんと北限の茶所・新潟県村上市のお茶とともに、酒粕で漬けた錦糸瓜など5種類の地元野菜を味わいました!

 

今成さん伝統の酒粕漬「山家漬」は、そのまま食べても香り良く美味しい八海醸造の酒粕で漬けています。米どころ、酒どころの魚沼ですが意外と酒粕漬のお漬物をつくっているひとは少ないそう。夏に地元農家さんからもらった野菜をせっせと仕込み、冬は漬物の熟成をじっくりと待ちます。

冬の終わりに完成した山家漬は、それぞれの野菜の香りと酒粕の優しい甘みが、お茶のおともに絶妙でした!

冬の雪国暮らしの研究所では、発酵や雪室など、食材の保存の知恵にまつわるイベントが盛りだくさんでした。

 

これから越後湯沢は芽吹きの季節を迎え、春めいてまいります。

4月のイベントのご案内です。

昨年に引き続き、山菜マスターの小野塚敏之が採れたての山菜を用意してお待ちしています!

また、限られた定員となりますが、当日は小野塚と行くミニ山菜ツアーも催行予定です。

詳しくは後日にまたお知らせします。

どうぞ皆様からのご予約・お問い合わせをお待ちしております!

 

 

〇雪国暮らしの研究所 vol.17 「山菜のひみつ」

日時:2020年4月23日(木)18:30~19:30

会場:HATAGO井仙1F 温泉珈琲水屋

参加費:500円(試食付き)

定員:20名

お問い合わせ: info@isen.co.jp / 025-784-3361

Facebookでもご予約を受け付けております。

 

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