HATAGO井仙とryugonを拠点に活動する「雪国暮らしの研究所」からお知らせです。
雪国の暮らしをテーマに年2回発行するオリジナル情報誌「ゆきがた」。
このたび2022年・春夏号が完成しました!
まだ冬の名残で肌寒い日もありますが、緑鮮やかな季節まであと少しです!今年は本当に長かった冬もまもなく終わる…!そんな弾む気持ちを1冊に閉じ込めました。
これからの季節は野花も顔を出し、山歩きのベストシーズンです。ryugonから徒歩圏内で行ける坂戸山トレッキングの見どころをガイドの青木さんにまるっと取材しました。
城跡もあり、歩きながら地元の歴史も学べます。短く美しい春を感じに、一緒に坂戸山へ出かけましょう!
【ryugonから出発する坂戸山トレッキングツアーはこちら】
薄紫色のカタクリが咲き誇ると、春の訪れを感じるという木津醸造5代目の誠さん。
井仙オリジナルの越後味噌を仕込む木津さんからは、今回本誌では昔ながらの甘酒のレシピを教わりました。
糀(こうじ)は雪国の暮らしにかかせない基本の食材。その栄養素をたっぷり吸収できる甘酒は、雪国では温めて飲むことが多いですが、実は冷やして飲むのが江戸時代からの定番だそう。米糀だけで作る甘酒は自然な甘さですっきりしているので、夏のコールドドリンクとしてもおすすめです!
そして、むらんごっつぉ内のパティシエ工房がリニューアル!
こだわりのオリジナルスイーツを一挙にご紹介します。宿でしか出会えないものから、お取り寄せができるものまで。ご滞在中の甘味や手土産にいかがでしょうか。
【お取り寄せできるんまやスイーツはこちらからご覧くださいませ】
そんな話題が盛りだくさんの「ゆきがた」。
タイトルにした雪形とは、山肌の残雪や岩肌などのかたちや模様のこと。農家さんは昔から種まきや田植えなど、春仕事をはじめる時期の目安にしていたと言われています。
雪形のように、日々移り変わる日常のひとこまや、生産者さんの魅力をこれからもレポートしていきますので、お楽しみに。
本誌はHATAGO井仙やryugonをはじめ、各店舗でご自由にお持ちいただけます。
んまやネットショップをご利用のお客様にも商品に添えさせていただきます。
皆さまがもっと魚沼を旅したくなっていただければ幸いです!
新年度がはじまり、各地で春の陽気が心地よい季節となりました。
南魚沼・越後湯沢は残雪もあり肌寒い日が続いていますが、時折暖かい日差しに長い冬の終わりを感じられます。
草木や野花がいっせいに芽吹き、白銀だった里山に鮮やかな緑が戻るまではあっというまです。わたしたちが「早春」と呼ぶ雪国のこれからの季節は、残雪と春のコントラストが楽しめるとても短い季節です。
早春は気温も涼しく過ごしやすい季節なのでお出かけに最適です。自然の中をジョギングしたり、自転車で駆け回ったり、短い春を満喫してください。遠出しなくても、商店街を散策して、この地ならではの手土産を探してみてはいかがでしょうか。雪の解けた温泉街をゆっくりお楽しみください。
そして早春シーズンの魅力はなんといっても…「山菜ごっつぉ」です。
雪が解け、いよいよ山からごちそうが芽吹いてきます。デトックスにもなる山からの恵みをレストラン「むらんごっつぉ」でぜひ味わってください。
(毎年人気の山菜ツアーもご予約受付中です!詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ。)
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そんな雪国の春、ぜひご利用いただきたいお得なプランがございます。
HATAGO井仙より「使っ得!にいがた県民割キャンペーン」の新しいお知らせです。
3月まで新潟県民限定の割引プランでしたが、このたび4月1日より、隣県(山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県)お住まいのお客様も対象になりました。
割引プランは当館ホームページ内予約フォームからご予約くださいませ。
※県外からお越しのお客様のご利用に際しては、ワクチンを3回接種済みまたは陰性証明のご提示が新たに必要となります。詳しいご利用条件は以下のご案内・およびキャンペーン公式サイトをあらかじめご確認いただきますようお願い申し上げます。
【ご予約期間】 2022年4月1日(金)~2022年4月28日(木)
【対象期間】 2022年4月1日(金)~2022年4月28日(木)
※2022年4月29日(金)チェックアウトまでのご利用
【ご利用条件】
・当館ホームページより【対象県民限定】プランをご予約くださいませ。※すでに通常プランでご予約のお客様は、予約のお取り直しが必要となります。
・ご利用時に本人確認書類(身分証明)及び以下①②いずれかの提示が必要です。
①ワクチン接種歴がわかる書類
新潟県外にお住まいの方 ワクチンを3回接種済又は検査結果が陰性
新潟県内にお住まいの方 ワクチンの2回目接種から14日以上経過又は検査結果が陰性
②検査結果通知書
・「PCR検査等」は検体採取日を含めて4日以内のもの
・「抗原定性検査」は検体採取日を含めて2日以内のもの
※ご提示がない場合は、本キャンペーンの割引等がご利用いただけません。
※親等の監護者が同伴する12歳未満の取扱について
・12歳未満は提示不要
※今後、ワクチン接種歴等の提示条件が変更となる場合があります。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
越後湯澤HATAGO井仙
025-784-3361 / info@hatago-isen.jp
HATAGO井仙と姉妹宿「ryugon」は「雪国のエコロッジ」として、雪国文化を受け継いでいく活動をしています。
エコロッジとは自然環境に配慮した施設とサービスを提供する宿泊施設のことです。自然を身近に感じ、体験できることが大きな魅力です。
しかし近年、欧州を中心に「地域環境の保護」「地域社会への貢献」「本物の自然や文化との交流」に取り組む新しいタイプのエコロッジが注目されてきています。
雪国観光圏は「100年後も雪国であるために」という理念にもとづいて長年活動してきました。雪国のエコロッジを世界に発信する取り組みがはじまっています。
HATAGO井仙とryugonでは、旅のなかで雪国の暮らしを感じながら過ごしていただけるように、自然の中で体を動かしたり、文化に触れるアクティビティをご提案いたします。
ryugonの「自然環境の保全」「地域社会・文化への貢献」も紹介されていますので、ウェブサイトをぜひご覧ください。
【エコロッジジャパン-100年後も雪国であるために】ウェブサイトはこちら
日頃より、お客様におかれましては越後湯澤んまやをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
当店ではお商品に関する原料の値上げに伴って、現行価格でのご提供が難しくなり大変に心苦しいお願いとなりますが、商品価格の改定を実施させていただく所存です。
湯澤るうろ ホール:1,360円(税別) カット:370円(税別)
その他のんまやスイーツ、売店商品についても価格改定させていただきます。
今後も品質の維持、向上に努めながらこれまで以上にご満足いただける商品、サービスをご提供できるようにスタッフ一同で務めて参ります。
大変心苦しいお願いではございますが何とぞご理解賜りたくお願い申し上げます。
皆様どのようにお過ごしでしょうか?
越後湯沢は3月も終わりすっかり暖かな陽気になりました。これから冬を耐え忍んだ植物たちが芽吹いてきます。
山菜採りにお花見、今から楽しみです!
今回ご紹介するのは『湯澤るうろ』・『温泉プリン』に次いで人気の”さかすけのレアチーズケーキ”
酒粕の香りと爽やかなクリームチーズを楽しめるレアチーズケーキです。
さかすけと聞くと「酒粕のケーキなの?」と聞かれる方が多いですが、とても近いです!
さかすけは発酵食品である酒粕を新潟県の酒造組合の方々が作った独自の乳酸菌と掛け合わせ、特殊製法によりできた酒粕よりもさらに栄養価が高いといわれている食材です!なのでこのレアチーズケーキはただおいしいだけではなく「内側から身体を整えてくれる」ケーキなんです♪
さかすけはそのまま食べると酸味が強く塩分もないので食べにくい食材ですが、クリームチーズと合わせることによってまろやかになり、さかすけ特有の酒粕の香りも引き立ちます。
なんと、さかすけはアルコールが含まれていないので小さなお子さんでも食べられちゃいます♪
さかすけレアチーズケーキはもちろんそのままで食べてもおいしいですが「少し味を変えて楽しみたい!」という方におすすめの秘密の食べ方があります…
それは、粗挽きの胡椒を少し多いかな?と思うくらい振りかけることです!
チーズのクリーミーな味わいと鼻から抜ける酒粕の香り、胡椒を噛んだときのピリッとした刺激が味を引き締めてくれます。
甘いのが苦手な方もおつまみ感覚でお楽しみいただけると思います!
ただ数量に限りがございますのでお買い求めの際はご注意くださいませ。
お電話でのご予約も承っております。
フリーダイヤル:0120-770-440
さかすけレアチーズケーキ
店内利用 ¥407
お持ち帰り ¥400
こちらのケーキはHATAGO井仙1F 水屋、ryugon cafe、越後湯澤んまや駅中店で店頭販売のみとなっております。
HATAGO井仙1F水屋
OPEN 9:00
CLOSE 18:00 (L.O.17:30)
ryugon cafe
OPEN 10:00
CLOSE 17:00 (L.O.16:30)
越後湯澤んまや駅中店
OPEN 9:00
CLOSE 18:00 (L.O.17:30)
※季節により営業時間の変動がございます。
日本酒が苦手なシェフがそんな自分でも食べられるようにと作ったさかすけレアチーズケーキ。
南魚沼にお越しの際におひとついかがでしょうか?
こんにちは!雪国暮らしの研究所から本田がお送りします。
3月の終わりに近づき、全国的に春の訪れを感じるようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
約半年間、真っ白に包まれていた湯沢町もようやく暖かい光が差し込む日が増えてきました。私は湯沢町の春と夏が大好きなので、3月の、春が時々顔を出してくれるムードに気分が上がります。緑いっぱいの美しい季節に向けて、あともう少しです。
本日は3月のオンラインイベントをレポートします!
この度もご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございます。
【レポート:冬も美味しく過ごす知恵!】
今回もryugonで郷土料理教室「土間クッキング」を催す関アツ子さんに、この地域の「山菜の保存とアレンジレシピ」について教えてもらいました。
雪国の春。山からの恵みといえば「山菜」です。雪を割って出てくるこの地域の山菜は、苦味の元となるアクが少なく、香りが良いことが特徴です。冬の蓄えとして漬物や干物をつくる習慣のある雪国ですが、山菜も1年中食べられるように保存しているんです!
雪国保存の知恵は4つ。乾燥、塩漬け、冷凍、発酵。
関さんいわく、山菜の持ち味は本来の鮮やかな色味と食感。この2つをそのままに保存することがこだわりです。
今回紹介した「こごめ(こごみ)」は、冷凍にしています。関さん流・冷凍の極意はこちら。
【こごめの保存方法】
1)下処理
ついている泥などを落とす
2)茹でる
さっと茹でるのがポイントです!約30秒ぐらい
3)新聞紙に広げて冷ます
ポイント① 水でシメてはいけない!…山菜の風味が全て水に溶け出してしまうそう。
4)真空で保存
ジップロックで真空にして冷凍
吉越:
約1年冷凍していたこごめですが、解凍してみるとまるで採れたてのようなシャキシャキ感。私もこの地域にいながら山菜はあまり食べる方ではないのですが、これこれ!春の味だ…と久しぶりに食べた山菜に感動しました。
そんなこごめを使ったアレンジレシピ。
ご飯のお供に、お酒のお供にピッタリの3品をご紹介していただきました。
【こごめのおすすめおつまみ】
①こごめの胡麻和え
材料:こごめ、甘味噌のすりごま
こごめの食べ方の定番です。すりごまの風味とシャキシャキとした食感の山菜が絶妙。ご飯がすすむ一品です。
②こごめのナムル
材料:こごめ、ごま油、麺つゆ、唐辛子、のり
関さんオススメの食べ方です。調味料の分量は、お好みでとのこと。これはぜひ南魚沼の淡麗辛口酒と一緒にお楽しみください。
③こごめ&シーチキン
材料:こごめ、ツナ缶、麺つゆ
家庭でも手軽にできる一品です。関さんは使うツナ缶までこだわっているそうです。パスタを加えて春の山菜パスタもオススメです!
【山菜ツアー、はじまります】
今年の山菜を、いち早く食べてみませんか?
これから雪が溶け山菜がたくさん採れる季節がやってきます。
HATAGO井仙、ryugonではそんな山菜の収穫体験や山菜を使ったディナーを楽しむことができる「山菜ツアー」を4月25日から開催いたします。
本年もご予約お待ちしております!
★雪国暮らしyoutubeチャンネルでは、山菜ツアーのVlogも公開中です!こちらからどうぞ
【次回オンラインイベントは4月15日!】
第5回の雪国暮らしの研究所オンラインイベントは、4月15日20:00スタートいたしますのでぜひご予約をお待ちしております。
詳しい内容は、後日HATAGO井仙・ryugonのホームページでご案内いたしますのでご覧くださいませ。
自然とともに日々移り変わる雪国の暮らしの何気ないひとこまから、長年受け継がれてきた伝統の味まで。まだまだ知らない雪国を、一緒に見つけてませんか?
オンラインチャンネルでは、実際に生産現場を訪ねて、食べて、感じたことをそのままブログや動画で紹介しています。
ぜひ、雪国暮らしの研究所を覗いてみてください。
・雪国暮らしの研究所 byHATAGO井仙
公式インスタグラム @yuki_kura_lab
公式youtubeチャンネルはこちら!登録・フォローお待ちしております!
3月も中旬を迎え、2m3mもあった雪も徐々に消え始め、HATAGO井仙の周辺の雪解けが進んでいます。
長い冬を終え、雪解けが進む頃、この地域の春の恵みたちが雪の間から顔を出し始めます。
この地域の「春の恵み」と言えば、「山菜」です。
雪国の山菜は、アクが少なく食べやすいのが特徴です。
これは、雪をかき分けて芽吹いてくることで、余計な雑味を採ってくれるからなんです!
雪を割って芽吹いてくる山菜は苦味が少なく、食べやすいので、山菜は苦いから食べないという人も食べてみたらきっと山菜の捉え方が変わるはずです。
そんな山菜のあれこれを、深掘りしながら学ぶことができるツアーがあります。
このツアーのガイドをするのが、湯沢の山々のことを熟知し、山菜やきのこ、川魚のことなどありとあらゆる湯沢の自然を知り尽くすryugon支配人の小野塚です。
食べごろの山菜の見分け方はもちろんのこと、収穫した山菜の後処理の仕方や美味しい調理の仕方などもお伝えいたします。
収穫をした後は、旬の山菜を使った雪国ガストロノミーをお楽しみください。いろんな種類の山菜をそれぞれの山菜の良さを引き出した調理法でご用意しています。
お酒のペアリングをご注文いただければ、お料理に合わせて南魚沼のお酒をご用意いたします。お酒とともに楽しむ山菜はまた絶品です。
初めての山菜収穫。興味はあるけどどこに行って何を採ったらいいのかわからない。
そんな不安もガイド付きツアーに参加すれば、山菜収穫のいろはをガイドがみっちり教えてくれます。
皆さんも、雪国の山菜を採って作って味わってみませんか?
ご予約はこちらから
【ツアー要項】
期間: 2022年4月25日、5月9日、5月16日、5月20日、5月23日
料金: お一人様 14300円(税込)
定員 :定員8名 最少催行人数 2名
ご予約締め切り :催行日4日前
【旅の行程】
13:00 HATAGO井仙出発 ~ 地元の山菜ガイドと一緒に摘み取り体験
15:30 HATAGO井仙帰館
温泉入浴や周辺でお買い物など散策。
ご宿泊の方はお部屋でのんびりとお寛ぎください。
17:10 夕食の料理プレゼンテーション開始
収穫した山菜を調理しながら食前酒と共に味わってください。
17:30 夕食開始 山菜を織り交ぜた和食コースと地酒のマリアージュをお楽し みください。
19:30 食事終了
3月に入り、魚沼でも冬晴れの日が増えてまいりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この季節の新潟はまだ肌寒いですが、雪山の景色も美しく映えてついお出かけしたくなる時期かと思います。
春スキーで絶景を楽しむのはもちろん、のんびり温泉やお食事も楽しむのもおすすめの過ごし方です。
これからのご旅行を応援するにいがた県民割プランが再開いたします!
HATAGO井仙より「使っ得!にいがた県民割キャンペーン」予約開始のお知らせです。
ご予約は「HATAGO井仙ホームページ」からお申込みいただけます。
今回のキャンペーン期間では、新潟県にお住まいのお客様のみが割引プランの対象となります。予めご了承くださいませ。
また、前回に引き続き対象のお客様にはご本人確認と、ワクチン証明または検査結果通知書のご提示が必要でございますので、ご利用の際は事前にご準備をお願い申し上げます。
以下にキャンペーンの要項をご案内させていただきます。
【キャンペーン詳細】
対象地域:新潟県民限定
ご利用期間:2022年3月11日(火)~2022年4月28日(木)※4月29日チェックアウトまで
内容:・1人あたり5,000円以上の宿泊で宿泊代金の50%(最大5,000円)の割引が可能
・割引対象者には、1人あたり2,000円の地域クーポンをHATAGO井仙到着後にお渡しいたします。
※2022年3月9日(火)~2022年4月28日(木)の間に県民割専用プランをご予約いただいたお客様が対象となりますのでご注意ください。
重要:チェックインにお持ちいただくもの
①身分証明書
②ワクチン接種歴のわかる書類もしくは検査結果通知書
1.ワクチン接種歴(2回目接種から14日以上経過)がわかる書類
2.検査結果通知書
・「PCR検査等」は検体採取日を含めて4日以内のもの
・「抗原定性検査」は検体採取日を含めて2日以内のもの
※ご提示がない場合は、本キャンペーンの割引等がご利用いただけません。
※親等の監護者が同伴する12歳未満は提示不要です。チェックイン時に県民割対象者全てのお客様にご本人確認させていただきます。
【県民割プランのご宿泊予約】
ご宿泊の予約は、HATAGO井仙予約ページからご予約くださいませ。
キャンペーンについての詳細は使っ得!にいがた県民割キャンペーンのホームページをご覧ください。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
こんにちは!雪国暮らしの研究所から本田です。
3月に入り、雪解けが徐々に進む越後湯沢。今年も長かった冬の終わりが近づいてきているのを感じます。
気が付けば冬が始まる前につるし始めた柿が、すっかり干し柿になっていました。
本日の話題は、干し柿についてです。
干し柿は柿を乾燥させて作る、昔ながらのドライフルーツです。日本各地で食べられていますが、実は新潟でも柿の生産が盛んで、家庭では干し柿をつくる習慣があります。寒い冬の気候を生かして屋外でゆっくりと熟成されます。
大女将いわく、干し柿づくりは渋い柿を甘くして食べるための知恵だそう。寒風にさらされて乾燥した干し柿はまるで砂糖菓子のように甘くなります。砂糖が貴重だった時代に先人たちが見つけた知恵ですね。
または柿をたくさんもらった時に、長期保存するために干し柿を仕込みます。雪国魚沼では冬のあいだ作物が採れないので、干し柿は保存食としても適しています。
渋い柿は焼酎などお酒に漬けてから干すと、普通の甘柿より甘い仕上がりになるそう。
干し柿はほうっておけば誰でもつくれる簡単なドライフルーツです。最近はクリームチーズと合わせてお酒のアテにしたり、焼き菓子に入れたりして幅広く使われているようです。
むらんごっつぉのご朝食では、干し柿のパウンドケーキが季節限定で召し上がれます。熟した柿の濃厚な甘さはしつこくなくてシンプルなケーキによく合います。ぜひ珈琲と一緒にお楽しみくださいませ。
雪国に暮らす私たちが情報発信をして、生産者さんと訪れる旅人をつなぎます。
自然とともに日々移り変わる雪国の暮らしの何気ないひとこまから、長年受け継がれてきた伝統の味まで。まだまだ知らない雪国を、一緒に見つけてませんか?
オンラインチャンネルでは、実際に生産現場を訪ねて、食べて、感じたことをそのままブログや動画で紹介しています。
ぜひ、雪国暮らしの研究所を覗いてみてください。
今後も魚沼を旅するような異なる日常をお届けします♪
インスタグラムアカウント:@yuki_kura_lab
次回オンラインイベントは3月18日20時~開催!
皆さんこんにちは!
雪国暮らしの研究所の本田と吉越です。
オンラインイベント第4回目は、3月18日(金)20時~開催します!
12月から紹介してきた雪国に伝わる「冬ごもりレシピ」の総集編です。今回も魚沼のお母さん・関さんとお届けします♪
インスタライブ:「雪国暮らしの研究所」公式インスタグラム @yuki_kura_lab をフォロー
3/18(金) 20時〜インスタライブを開始します!
ここからは、2月のイベントレポートをお送りします!
2月18日に第3回目のオンラインイベントでは、古漬けを使ったアレンジレシピを特集しました。
今回の講師は、関アツ子さん。雪国南魚沼に在住で、ryugonのアクティビティ「土間クッキング」でお客様に料理を教えているお母さんです。
今回は、雪国の定番の漬物「野沢菜」と「たくあん漬け」をこの地域ならではのアレンジの仕方を紹介しました。
この地域では、秋の終わりにかけて各家庭で野沢菜やたくあん漬けを作り始めます。
昔は、冬になると食材が取れないため、雪が降る間、漬物は食卓に欠かせない一品でした。
2月〜3月にかけては、すっかくなった(すかっく・・・酸味が増えて酸っぱくなること。この地域の方言です)漬物を塩抜きして、別の料理にアレンジしています。
作り方は、その過程によってさまざまだとか。
【古漬けアレンジ】
①野沢菜で作る「煮菜」編
魚沼の地域では「にな」と呼んでいる野沢菜を使った煮物です。
新潟市の方では、「にいな」と呼び、冬菜と酒粕を使った料理のことを言います。同じ新潟県内でも呼び方や作り方が違うんですね。
魚沼の人は煮菜を作るときはストーブに煮菜の鍋をかけているそう。こうすることで芯までしっかり火が通って食べやすくなるそう。
②たくあん漬けで作る「たくあんきんぴら」編
たくあんきんぴらを作るために漬物をつける人も。
漬物アレンジの定番であるたくあんきんぴらですが、その作り方も各家庭によって少しづつ違うそうなんです!
関さんのお家では、生姜と鷹の爪を入れています。生姜を入れるといいアクセントになって、ご飯のお供にも、お酒のアテにもマッチするそう。鷹の爪は、きんぴらを長持ちさせるために入れています。
雪国の一般家庭では50本も100本もたくあんをつけているお家もあります。中には、たくあんきんぴらを食べたいがために漬物を作っているご家庭もあるそうです。
※作り方や分量は、関さんの目分量だそうです。
実際に作っている動画も今後、YouTubeなどで配信していきますので、ぜひご覧ください!
次回の雪国暮らしの研究所オンラインイベントは、3月18日(金)20:00~スタートです。
ご予約は、HATGAO井仙 もしくは ryugonホームページからご予約をお待ちしています。
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雪国暮らしの研究所:
インスタグラムアカウント @yuki_kura_lab
雪国に暮らす私たちが情報発信をして、生産者さんと訪れる旅人をつなぎます。
自然とともに日々移り変わる雪国の暮らしの何気ないひとこまから、長年受け継がれてきた伝統の味まで。まだまだ知らない雪国を、一緒に見つけてませんか?
オンラインチャンネルでは、実際に生産現場を訪ねて、食べて、感じたことをそのままブログや動画で紹介しています。
ぜひ、雪国暮らしの研究所を覗いてみてください。