HATAGO井仙パティシエの平賀です。
6月に入り雨の日が多くなってきました。
肌寒い日もあると思うので体調を崩されないようお気をつけくださいませ。
長らくお待たせいたしました。
6月1日からHATAGO井仙水屋も営業再開しましたので
水屋の看板商品”湯澤るうろ”を改めて紹介させていただきます!
湯澤るうろはHATAGO井仙1階のカフェで限定販売されているコシヒカリの米粉を使用したロールケーキで、甘さ控えめな生クリームとふわっふわな生地は1度食べたら忘れられません!
このふわふわ食感の秘密は…
たっぷりのメレンゲを入れて混ぜることと、低温でゆっくり焼き上げることなんです!
この2つの工程を丁寧にすることによってスポンジ生地なのに
持ち上げただけでふるふると崩れそうな柔らか食感に仕上がるんです!
ワンカット ¥340(税別)
ホール ¥1200(税別)
イートインされるようでしたら爽やかな酸味とキリッとした苦味の水出し温泉珈琲とご一緒に召し上がるのがおススメです!
今回はプレーンのお味を紹介しましたが
春には越後姫、夏には桃、秋には栗、冬は温泉珈琲と
季節ごとに様々なお味をご用意しております。
ひとつひとつ丁寧に作っているので数に限りがございます。
お電話からでもご予約承っておりますのでよろしければご利用くださいませ。
フリーダイヤル:0120-770-440
越後湯沢HATAGO井仙でしか味わえない”湯澤るうろ”
ぜひ足を運んでお買い求めくださいませ。
HATAGO井仙1階水屋
OPEN 9:00
CLOSE 18:00(L.O. 17:30)
こんにちは。むらんごっつぉの本田です。
HATAGO井仙の通常営業再開に伴い、
むらんごっつぉは一部営業再開をいたします!
2020年6月より、
土曜日と日曜日に限定して、
ランチ営業をオープンいたします。
新型コロナウイルス感染拡大を予防するため、当面は一度にご案内できる人数を制限した営業をさせていただきます。ご了承くださいませ。
湯沢は新緑の季節を迎えまして、田園と山々の美しい風景をお楽しみいただけます。
山菜も名残の季節を迎えましたが、雪ササやウドなど…
いま、里山で味わえるものを揃えています!
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
むらんごっつぉ 営業時間(2020年6月5日現在)
ランチタイム:土日のみ
11:30〜14:30 (14:00 L.O.)
ディナータイム:当日12時までの予約制
※お席のご予約は、お電話で承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
TEL:025-784-3361
井仙の林です。
初夏のさわやかな風を感じられる季節となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お待たせいたしました!
明日6月1日13:00、ryugoncafeがオープンいたします!
落ち着いた雰囲気のカフェ空間で
素敵なひとときをお過ごしくださいませ。
パティシエ手作りの自慢のスイーツや
温泉水を使用した温泉珈琲などを
お楽しみいただけます。
先着50名様には
オリジナルのプチギフトをプレゼントいたします!
ぜひ、ryugonの門をくぐって
贅沢な時間を味わいにお越しくださいませ。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
~ryugoncafe~
2020年6月1日 13:00OPEN
〒949-6611新潟県南魚沼市坂戸1-6
TEL:025-772-3470 FAX 025-772-2124
こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。
本日は、十日町市出身の私がおすすめする「大地の芸術祭」の作品をご紹介します。
大地の芸術祭とは…
妻有地域(湯沢町のお隣、十日町市・津南町)で
3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭で、20年の歴史があります。
作品は芸術祭開催期間外でも楽しむことができ、その数は約200点です。
大人気の清津峡渓谷トンネル
近年、井仙から車で30分ほどの
「清津峡渓谷トンネル」が写真映えスポットとして人気で、
井仙にお泊りのお客様で観に行かれる方も多いですが、
他にも素敵な作品がたくさんございますので、
湯沢へいらした際の観光の参考にしていただければ幸いです。
おすすめ① たくさんの失われた窓のために
初めにおすすめしたいのは、「たくさんの失われた窓のために」という作品です。
こちらは清津峡からさらに十日町市の市街地方面へ車で15分ほど走ったところにあります。
(「ガイアの夜明け」の放送にも登場しました!)
題名の通り窓をモチーフにした作品なのですが、
川岸の高台にあり、清津川の清流や季節ごとに色を変える山々など、里山の風景を臨めます。
風のある日になびく白いカーテンがとてもキレイです。
おすすめ② 視点
続いてのおすすめは、
「農舞台」などで知られる松代エリアにある「視点」という作品です。
こちらは湯沢から車で1時間ほどのところにあります。
こちらの作品も高台にあり、
正方形が無数に吊るされたスクリーンからは後方の山々を臨むことができます。
里山の自然と人工的なスクリーンは、
一見ミスマッチのようにも感じられますが、
季節や時間ごとに移ろいゆくその風景にとても馴染んだ作品です。
特にお天気の良い日に作品越しに見る夕日は格別!
ぜひサンセットの時間を狙ってみてください。
今回ご紹介した2作品は、
アートが里山の風景にとても馴染んでおり、この地の魅力を活かした作品です。
また、屋内の作品と違い、季節や時間の流れを感じられ、
何度も楽しむことができるのも魅力の一つであり、密を避けることも可能です。
ぜひ越後湯沢にいらした際には、
少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
こんにちは!HATAGO井仙の本田です。
本日はHATAGO井仙の朝食メニューから、「きりざい」をご紹介します!
「きりざい」は漬物を細かく刻んだ魚沼地域の料理です。
魚沼の家庭では、冬に向けて、保存が効くよう野菜を塩漬けにしてたくさん仕込みます。
そのうち酸味が出てきた漬物は「きりざい」にリメイクされ食卓に並びます。
家庭では野沢菜で作ることが多いそうです。
当館では、南魚沼市の木津醸造さん自家製のきりざいを使っています。
先日取材した「HATAGO味噌」を手がける木津さんのお味噌と、きゅうりや茗荷、地元名産八色スイカなどの野菜を合わせた味噌漬けです。
(5月14日に木津醸造を取材した記事はこちらをご覧ください!)
きりざいの楽しみ方
納豆と和えるのが地元定番の食べ方です!
タンパク質の豊富な納豆は、かつては肉や魚の代わりに魚沼のごちそうだったと言われています。
野菜や漬物を刻んで入れて、大事に食べていたんですね。
むらんごっつぉでは、きりざいと納豆を1:1で混ぜて、「きりあえ納豆」を作ります。漬物に塩味があるので、お醤油なしで召し上がっていただけます。
羽釜でふっくらと炊いたごはんと頬張れば、お茶碗一杯では足りません!
ご家庭でも、きりざいを他の食材と和えてつくる「きりあえ」がおすすめです!
動画では、桑名総料理長がきりざいの楽しみ方を紹介しています!
きりざいはごはんのおかずとしてはもちろん、お料理の薬味としても活躍します。
作り手木津さんのおすすめは、なんと、クリームパスタ!お塩を振るイメージでかけると味のアクセントになります。
味噌は発酵食品なので、チーズなど乳製品と相性がいいそうです!
魚沼の「きりざい」をご家庭でお楽しみください!
んまやネットショップ
フリーダイヤル:0121-770-440
こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。
外出を自粛されている方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
私自身、密を避け、越後湯沢に籠っております。
すると新しい発見もあるもので、
先日散歩中にお花型の「消雪パイプ」を見つけました!
消雪パイプとは…
地下水をポンプで汲み上げ、路面に散水して雪を溶かす装置で、
雪国には欠かせないものです。
(写真の消雪パイプですと、下の花びらの小さな穴から水が出ます。)
私は雪国生まれ雪国育ちなのですが、
これまで一般的な丸形の消雪パイプしか見たことがなく、
可愛らしくてほっこりしました♪
見た目の可愛らしさとは裏腹に、
きっと冬には大活躍しているのでしょう。
今年の春は湯沢にお越しになれなかった方もいらっしゃると思いますが、
こちらはオールシーズン見られますので、
ぜひ湯沢にいらした際には探してみてください!
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
HATAGO井仙パティシエの平賀です。
皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
5月も半ばになり南魚沼では田植えが始まりました。
秋に美味しいコシヒカリが収穫されるのが楽しみですね!
今回ご紹介するのは”メシアガレクッキー”
井仙にある6種類のクッキーの中でも1番人気のクッキーなんです!
1番人気だからすごい手の込んだ高級な食材を使っているのでは?
と思うかもしれませんが…
材料はいたってシンプル!
発酵バター、砂糖、卵、小麦粉、バニラオイル
たったの5種類なんです!
シンプルだからこそ素材の味をしっかり味わうことができ、ソフトな食感がお子さんからご年配の方にまで親しまれています。
子どものころ母に作ってもらったようなどこか食べたことがあるような素朴で、それでいてかみしめるほどおいしさが出てくる懐かしの味。
実はこのメシアガレクッキー、井仙の女将がずっと愛してきたレシピで作っているんです!
女将がアメリカ留学に行っていたときにもホストファミリーに振る舞いとても喜ばれた思い出のクッキーで、その名のとおり皆さんに召し上がってもらいたいという願いがこめてあります。
発酵バターを使っているのでとても香りがよく、紅茶ともコーヒーとも相性抜群です!
パティシエの特権になりますが焼き上がり釜をあけたときの広がるバターの香りは食欲をそそられてしょうがありません!
笑みがこぼれてしまうような優しい味のメシアガレクッキー、おひとついかがでしょうか?
オンラインショップでのご注文はこちらから受け付けております。
こんにちは!HATAGO井仙の本田です。
「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ
今回訪ねたのは、南魚沼市大桑原で麹屋を営む木津醸造さんです。
越後駒ヶ岳と八海山の麓にあり、JR浦佐駅から車で15分、HATAGO井仙からは車で50分ほどの位置にあります。
木津醸造所では、オリジナル商品 「県内限定素材 越後味噌」通称・HATAGO味噌をつくっていただいています。
味噌と米こうじの割合を同量で仕込む「十割こうじ」の、糀の優しい甘みを感じるお味噌です。
味噌づくりに潜入!
1年を通して春先と秋の2回、味噌の仕込みを行います。
天然醸造にこだわる木津さんのお味噌は、大豆と米糀を合わせて半年間寝かせます。
味噌の仕込みを見せていただくために、訪ねたのは朝5時!ひんやりと澄んだ空気のなか、木津醸造の仕事はすでに始まっていました。
まずは麹と、大豆を仕込みます
大豆は新潟県産の、エンレイ大豆です。
(むらんごっつぉの手作り納豆も同じ大豆を使っています!)
エンレイ大豆を特注の蒸し器で圧力をかけながら蒸し上げます。
蒸した大豆は潰します!
蒸気と共に大豆の良い香りが広がります。
一方糀室では、米糀を仕込みます。
米を蒸して、糀菌と合わせて室に返します。
夕方にほぐして、粗熱を取って、
翌日へぎとよばれる木箱に盛り込みます。
(魚沼名物へぎそばの「へぎ」ですね!)
糀室は約30度の蒸し暑さ。
へぎに盛り込む様子も覗かせていただきました。
写真は味噌づくり用の米糀ですが、
販売用の米糀はこちらのへぎから四角くカットして出荷されます。
味噌用の米糀はへぎから返します。
乾燥した糀からも、お米の甘い香りが。
そして、いよいよ材料を合わせます!
大豆と米糀と、新潟笹川流れの海塩をしっかりと混ぜていきます。
ここで、酵母菌を自家培養させた「味噌たまり」を加えます。
「味噌たまり」とは、味噌の発酵・熟成の過程で分離した液体のことで、味噌の成分と旨みが凝縮されています。
むらんごっつぉでは、野菜や魚を漬けて味付けする調味料としても使っています!
最後に、混ぜたものを樽に落として、半年寝かせます
樽は味噌作りを始めた当初から使っているもので、1樽で5トンの味噌を仕込むものだそう!
これから発酵の進むあたたかい時期に向けてどんどん味噌を仕込まれます。
味噌屋さんによっては、空調管理をして温度を上げ、発酵を早める製法もあるそうですが、
木津醸造所は天然醸造なので、空調管理はせずに自然に任せてゆっくりと醸していきます。
朝から元気をいただきました!
五代目社長の木津誠さんは、休む間なしに力仕事をこなされていて、朝からエネルギーを感じました。
かと思えば、休みの日も朝日を撮りに登山に出かけていくそう…!魚沼の大自然が活力の源なのでしょうか。
そして社長や従業員さんと一緒に出迎えていただいたのは、御年80歳の大女将ハル子さん!
味噌や糀の仕込み、味噌漬けなど、いまも現役で働かれている大女将さんは、とても若々しく素敵な方でした。
裏の山に山菜採りに出かけることが最近の楽しみで、空気の美味しい朝の山が気に入ってるそうです。
朝方、工場から蒸した大豆の香りがしてくると、「今年も味噌の仕込みが始まった」と近所のひとも季節を感じるのだそう。
私もはじめて嗅ぐ香りでしたが、どこか懐かしく、食欲をそそられました。
木津醸造所を取材して…
木津さんの味噌は、自然の恵みに職人の手仕事が加わった逸品です!
昔から地元の学校給食でも提供されているそうで、まさに故郷の味です。
地域によって、味噌を食べ比べるのも、なんだか旅した気持ちになりますね。
昨年2月のカフェイベント「雪国暮らしの研究所」で取材させていだだいたときは、雪が積もっていました。
町の中心から離れた山麓では、雪国の四季を見ることができます。
自然と人間が共生する里山の風景がずっと変わらずにいて欲しいと思いました。
日常に美味しいお味噌を
木津醸造所×HATAGO井仙のコラボレーション商品「HATAGO味噌」は、
十割こうじの甘いお味噌。
そのまま食べても美味しいお味噌です。
お味噌汁にするときは、
ご家庭の別のお味噌とブレンドすると
味にまろやかさと深みが出ておすすめです。
むらんごっつぉでも実践する方法です!
ご家庭でも簡単にお楽しみいただけます。
んまやネットショップでは、
オリジナルHATAGO味噌
「県内限定素材 越後味噌」と、
木津醸造自家製の
「きりざい」を販売しています。
「きりざい」は、野菜を細かく刻んで混ぜる魚沼の郷土食です。
木津さんの味噌で漬けた「きりざい」は、HATAGO井仙の朝食で「ご飯が止まらない!」と好評の一品です。
毎日の食卓に、魚沼のおすそわけをお届けします。
んまやネットショップ
フリーダイヤル:0120-770-440
こんにちは。HATAGO井仙の高橋です。
「HATAGO井仙」のスタッフをご紹介するこちらのシリーズ、
今回はいせんグループの総料理長、桑名さんにお話を伺いました。
総料理長のお仕事とは?
井仙グループの食の総括をしている桑名総料理長。
日々の調理はもちろんのこと、メニュー開発や器の選定、
また、私たちがレストランで料理説明をするためのレクチャーも総料理長のお仕事です。
お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながらメニュー作りをしているそうです。
料理とはかけ離れた意外な趣味!?
総料理長の趣味は、カスタムカーづくり。
過去の大会などで手にしたトロフィーはなんと!
30個を超えるそうです…
また、驚くことにその大きさも最大で2m40cm!!
すごいですね…
実家は修善寺のお蕎麦屋さん。南魚沼に移り住んだきっかけは?
料理を通して雪国の知恵を伝える総料理長の出身は静岡の修善寺です。
東京で10年間修業を積み、21年前に南魚沼に移り住みました。
きっかけは雪とスノーボードとの出会いだそうです。
(総料理長は車やスノーボードがよく似合います!)
移り住んでから「魚沼は食べ物が美味しい!」ということに気づき、
突撃!料理人の休日
お仕事で毎日美味しい料理を作っている料理人さんは、
一体家庭でどんな料理を作り、食べているのでしょうか。
聞けば、食材から自分で作っているとのこと…
春夏の休日は、ほとんど農作業をしているそうです。
種ポットで芽吹かせる苗作りから始まり、
夏野菜、秋野菜を自宅用に作っているのだとか。
最近ではピザづくりに夢中で、
お庭にピザ窯を造ろうと考えているそうです。
うーん、総料理長の焼くピザ、食べてみたいですね!
以上、今回は桑名総料理長を取材しました。
雪と遊び、自身も野菜を育てていたりと、
この地らしい暮らしをしている総料理長だからこそ、織りなせる味があります。
井仙では、キッチンツアーなどお客様と総料理長が交流できる場もございますので、
ご機会がございましたらぜひご参加くださいませ。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
ご好評の総料理長の米研ぎ術はこちら
こんにちは!HATAGO井仙の本田です。
「HATAGO井仙」「んまや」で取り扱っている食品や食材の生産者を訪ねるシリーズ
青木酒造杜氏の樋口宗由さんにお話を伺いました。
杜氏(とうじ)とは、日本酒の醸造を行う職人の責任者です。
青木酒造は「鶴齢」や「雪男」の銘柄で知られる、創業1717年の魚沼を代表する酒蔵のひとつです。
HATAGO井仙とryugonでしか味わうことのできない、オリジナル商品「無濾過生原酒 宿酒仙七」をつくっていただいています!
今回は感染症拡大防止のため、酒蔵の見学は行わず、取材に応えていただきました。
南魚沼の自然と醸す酒
青木酒造の酒蔵があるのは、
南魚沼市塩沢の、牧之通り。
越後湯沢のお隣町で、HATAGO井仙からは
車で20分ほどです。
「牧之通り」は、江戸時代に雪国魚沼の様子を紹介し、ベストセラーとなった「北越雪譜」で知られる鈴木牧之の名前からとったものです。鈴木牧之は「鶴齢」の名付け親と伝えられています。
牧之も記した塩沢の地で、
青木酒造では、豪雪地帯ならではの酒造りをされています。
「淡麗辛口」と言われ、飲みやすくスッキリとした味わいの多い新潟清酒は、各地域に構える酒蔵でつくられ、地元に愛されています。
特に雪解け水と空気に恵まれた魚沼地方のお酒は、全体的により清らかな味わいです。
代表的銘柄は今回伺った青木酒造さんの「鶴齢」以外にも「八海山」「高千代」「上善如水」「緑川」など、新潟随一の米どころは酒どころでもあります。
写真は、昨年取材した酒造りの
最も重要な工程:麹づくりです。
魚沼地域は山に囲まれ、朝晩の寒暖差があります。気温の低く、空気も澄んでいる朝方に麹をさわることで、雑味のない麹をつくることが樋口さんのこだわりです。
そして日本酒の貯蔵や熟成には、雪のエネルギーを使っています。「雪室」は豪雪を利用した、環境に優しい天然の冷蔵庫です。
今年は少雪でしたが、寒波のタイミングを狙って山奥から雪を運び入れたそうです!
もうすぐ一年の仕事が終わります!
取材した5月12日は、今季分の精米を終え、ひと段落がついたところでした。
酒造りは、早くは8月後半から仕込みが始まり、
11月から新米酒やしぼりたて生酒など新酒が出始めます。
冬から春にかけては酒造りから瓶詰めまで休む間なし。
昨年12月には、
酒米を発酵させる様子も見学しました!
おうちで日本酒を楽しもう!
樋口さん自身も、お家でお酒を楽しむ需要が増えていることを感じています。
晩酌で愉しむなら、料理に合わせやすい辛口の日本酒がおすすめとのこと。
さらに、
大吟醸のような香りの強いものより、
純米吟醸や純米酒が、
ふだんの食卓におすすめです。
そして、日本酒は開けた瞬間から酸化が進む、生きた飲み物。なるべく早く召し上がってほしいと話します。
そこで樋口さんのおすすめは、ワンカップ酒。
こちらは「雪男 純米酒」。
おじさんの飲み物というイメージもありますが、これが飲みきりにちょうど良いサイズで、デザインもかわいい!
地域や銘柄で異なるので、出先でワンカップ酒を買って帰るのが趣味なんだとか。
私はグラスとしても再利用しています。
皆さんも集めてみてはいかがでしょう。
樋口さんより…
「日本酒をより多くの人に、
ふだんから楽しんでもらいたい。
だからこそ日本酒はお手頃で
あるべきだと思います。
汗水流して働いたひとたちの
1日の楽しみが、晩酌ですよね。
今年は中止になってしまった
新潟酒の陣も、外国や県外からの方が
年々増えています。
杜氏がお客様と話せるブースも
あるんですが、皆さん日本酒について
詳しくてびっくりします(笑)
ご家庭でお酒を楽しむ時間が
増えたなら、ぜひ酒屋さんで
いろんな日本酒を
見つけてみてください。
こんな時だからこそ、
美味しい食事と日本酒は
身も心も健康にしてくれます!」
青木酒造を取材して…
作り手さんから飲み手への
あたたかい気持ちが伝わりました。
私たちは雪国の玄関口で
お客様をお迎えしているHATAGO井仙として、
その想いや美味しさを漏らさず
伝えていく責任を感じました!
HATAGO井仙とryugonでは、
青木酒造のお酒をご用意しています。
「鶴齢」は、淡麗旨口で
どの料理にも合わせやすく、
「雪男」は、淡麗辛口で
杜氏の樋口さんオススメ!
晩酌にぴったりの一本です。
そして、
HATAGO井仙×青木酒造の
コラボレーション商品
「無濾過生原酒 宿酒仙七」は
他では手に入らない、限定酒です!
しぼりたての新酒と、
寝かせてコクを増した熟成酒と、
今の時期だけ2種類、飲み比べができます。
この機会にぜひ、お試しください!
HATAGO井仙では
お電話でもご注文も承っております。
フリーダイヤル 0120-770-440